ヴォルターズ、3期連続黒字 売上高 初の4億円台

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株主総会の後、記者会見する熊本バスケットボールの湯之上聡社長(中央)、内村安里共同代表(左)、西井辰朗ゼネラルマネジャー=熊本市中央区

 バスケットボールBリーグ2部(B2)の熊本ヴォルターズを運営する熊本バスケットボールは10日、2018~19年シーズン(19年6月期)の決算を発表した。売上高は前期比46%増の4億4568万円と初の4億円台に乗り、純利益は51万円から2656万円に増え、いずれも過去最高を記録。3期連続で黒字を達成した。熊本市中央区のエルセルモ熊本で開いた株主総会で報告した。

 主な売上高は広告などスポンサー収入が35%増の2億145万円、入場料収入が77%増の1億4493万円、グッズなど物販収入が51%増の3050万円。西地区初優勝に伴い、プレーオフ5試合をホームで開催できたのが約4600万円の増収につながり、本業のもうけを示す営業利益を前期の59倍の2621万円に押し上げた。選手の年棒総額は約3千万円増の約1億5700万円。

 観客はホーム30試合で19%増え、1試合平均2569人と過去最多を更新。前期からの増加率はB1(1部)とB2の全36チーム中4位だった。

 今期はレギュラーシーズン60試合で売上高4億6422万円、ホーム戦入場者は平均2750人が目標。内村安里共同代表は「ファンの満足度を上げるエンターテインメント性を高めたい。スタッフ増員など攻めの投資をする」と述べた。

 B1ライセンス交付基準の売上高を24年に12億円へ引き上げるとするBリーグの大河正明チェアマンの発表を受け、湯之上聡社長は「現状では厳しい。大手スポンサーの獲得も含め経営を抜本的に見直す必要がある」と語った。(元村彩)

(2019年9月11日付 熊本日日新聞朝刊掲載)