認知症のサポート任せろ ヴォルターズ選手らが養成講座を受講 玉名市

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認知症サポーターの示すオレンジリングを腕に着けた選手3人とぼるたん=玉名市

 熊本ヴォルターズの選手3人とマスコット「ぼるたん」が9日、熊本県玉名市の市総合体育館で認知症サポーター養成講座を受講した。

 県が推進する認知症啓発事業の一環で、ヴォルターズファンにも認知症への理解を深めてもらう狙い。県によると、プロスポーツチームの受講は全国でも珍しい。

 玉名市の医療法人悠紀会に所属する県認知症介護指導者の高崎満佐彦[まさひこ]さん(58)が「まずは見守り。驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない」と認知症の人への接し方などをアドバイスした。

 受講後、サポーター認定を示すオレンジリングを受け取った柿内輝心[きしん]選手(23)は「認知症の人が過ごしやすい社会になるよう、ファンにも伝えていきたい」と話した。

 県は、10月20日に県立総合体育館(熊本市)である茨城ロボッツ戦で来場者3千人にクリアファイルなどの認知症啓発のグッズを配るほか、専用ブースも設ける。(熊川果穂)

(2019年9月11日付 熊本日日新聞朝刊掲載)