若者が令和に伝える美(コスプレ)と義理人情、劇団美山メジャーデビュー!

12歳で座長となった里美たかし率いる劇団美山が映像作品でメジャーデビュー。

毎月1日に必ず初日の幕を開け、月末には千秋楽を迎えてまた次の町に移動する。1か月間、毎日違う演目を舞い演じ、その「笑顔」と「色気」で町を活性化させ、その旅はまた続く。もうすぐ2020年になるこの日本で「大衆演劇」という世界では、今日もその歴史が紡がれている。公演をしている町の劇場まで足を運ばなければ生の姿を観ることができない。大きな都市で、当たり前に観られるものに慣れているとカルチャーショックすら受けるレアキャラである。

その大衆演劇界に於いて、時に座員が若過ぎて「子供劇団」と言われながらも、黙々と芸を磨き続けてきた若者たちが、今、満を持して異彩を放つ。

今作は美山の為に書き下ろされた3曲のMusic Video、座員のインタビューとShort Movieが映像収録され、撮りおろしの写真集(48P)が合体した作品となっている。写真・映像ディレクターには写真家の安珠氏を迎え、アートディレクターはおおうちおさむ氏が担当している。毎日の公演でもなかなか観ることができない座長、若座長、花形3人が(ジャケット写真にもなっている)花魁に扮した「月下に咲く」の美しさは必見。

また「扇子の風」では、正に新時代の幕開けを寿ぐような晴れやかな舞いは、清々しさと勇気が湧いてくる。美しい着物に鬘や道具、そして和楽器の響きにDNAから癒されるようだ。発売に先駆けて9月18日から「The劇団美山Soundtrack」としてオリジナル楽曲3曲が先行配信となる。

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