MAZDA3 2.0リッターガソリン 実燃費レポート|満を持して登場した新型の基幹となる2.0リッターガソリンモデル

マツダ MAZDA3 セダン 実燃費レポート 高速道路

MAZDA3 セダンの実燃費を徹底検証!

今回の燃費テストは、2019年5月に発売されたアクセラからの車名変更や、後から追加されるスカイアクティブXエンジンなど話題多く、クルマ好きならずとも気になるところだろう。今年最大の注目の1台であるMAZDA3(セダン)をテストした。

マツダ MAZDA3 セダン 実燃費レポート 目次

起用グレード

MAZDA3のラインナップは、ボディタイプが5ドアファストバック(実質的には5ドアハッチバック)と4ドアセダン、エンジンが現在1.5リッターと2リッターのガソリンNA、1.8リッターディーゼルがラインナップされる。今回はその中から最も基幹となる2リッターガソリンNAを搭載する4ドアセダンの最上級グレードとなる20S Lパッケージを起用した。

燃費テスト 概要

テストはお盆休み時期となる2019年8月13日(火)の午前11時頃開始し、午後18時半頃帰京するというスケジュールで実施した。

天候は晴れ、曇り、雨と目まぐるしく変わり、最高気温は32度、市街地編をテストする夕方以降は30度といったところで、エアコンによる燃費に対する負担は大きかった。

また交通の流れはお盆休み時期ということもあり、高速道路編で本来避けるべき渋滞に諸般の事情で遭遇してしまい、距離にして13キロ、20分程度滞った。市街地編については平均的な流れであった。

MAZDA3 4ドアセダン2リッターNAエンジン搭載車燃費テストの結果は以下の通りとなった。

全体的にカタログに載るWLTCモード燃費に近く、かつ2リッターNAエンジンを搭載するミドルクラスのモデルとして及第点以上の燃費を記録した。また今回は比較対象として、同クラスの日本車では最大のライバルとなるスバル インプレッサの2リッターNAエンジン搭載車(ハッチバックのAWD)の記録も記載するが、FFのマツダ3とAWDのインプレッサという違いや、テストした時期といった要素もあるにせよ、後発らしくインプレッサに対しても優勢な燃費を記録した。

ここからは実燃費に加え、クルマの質に関しても詳細にレポートしていくので、参考になれば幸いだ。

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