自殺は不正経理指示が原因と提訴

愛知県消防学校職員の父親

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 愛知県消防学校の職員だった吉田建さん=当時(27)=が2015年に自殺したのは、副校長から不正経理を命じられたのが原因だとして、県職員の父親(59)が11日、公務災害と認めなかった地方公務員災害補償基金愛知県支部の決定取り消しを求め、名古屋地裁に提訴した。

 訴状によると、吉田さんは10年に県職員に採用され、13年に消防学校に異動。14年2月~15年3月、不正経理に関わった。同年6月2日、県の聞き取り調査を受け、翌日飛び降り自殺した。

 父親は、自殺は命令に従った結果として、公務災害の認定を求めたが、17年8月に公務外とされ、その後の再審査請求も棄却された。