【全国紅葉の絶景】燃えるように赤く染まる、青森県の紅葉人気スポット

いよいよ、待ちに待った紅葉の季節が始まります。夏のエネルギーを蓄えたように、赤や黄色に染まる樹々は、私たちを圧倒しますね。全国各地には、美しい紅葉の絶景があります。そこで、TABIZINEでは「全国紅葉の絶景」を連載でお届けします。今回は、青森県の人気紅葉スポットです。

蔦沼 十和田市

(C)Shutterstock.com

燃えるような山を空から眺める 八甲田山<青森市八甲田山>

八甲田山ロープウェー

写真提供:公益社団法人青森県観光連盟

八甲田山

写真提供:公益社団法人青森県観光連盟

本州の最北、青森県で最も早く始まる紅葉は、八甲田山。八甲田連峰がブナ、カエデ、ナナカマドに彩られ燃えあがるように紅葉します。素晴らしい紅葉を上空のロープウェイから眺めるのは、まさに絶景。9月下旬に山頂公園駅付近の紅葉が始まって、10月いっぱいは紅葉狩りの旅行客で賑わい、10月中のロープウェイ輸送人員は10万人を数えます。雪と紅葉が重なる場合もありますよ。

八甲田山

【紅葉時期】例年9月下旬~10月下旬

【住所】〒030-0111 青森県青森市大字荒川寒水沢1−12

【運行時間】9:00~16:20(11月上旬まで)

【乗車料金】大人/2,000円(往復)※中学生以上

【公式サイト】八甲田ロープウェー http://www.hakkoda-ropeway.jp

朝焼けが奇跡の赤いベールをかける 蔦沼<青森県十和田市奥瀬蔦>

朝焼けに染まる蔦沼

(C)Shutterstock.com

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八甲田山の麓にある十和田八幡平国立公園にある蔦沼は、「蔦七沼」と呼ばれる7つの沼(蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼、赤沼)の1つ。燃え上がるような紅葉は、JR東日本のポスターにもなりました。真っ赤な紅葉の水鏡は、朝焼けによって森が赤いベールをかけられるもの。奇跡の赤い瞬間を求めて、多くのカメラマンが集まります。本来は錦色の紅葉で染まっており、朝焼けに間に合わなくてもため息の出るような絶景ですよ。

蔦沼

【紅葉時期】例年10月中旬~10月下旬

【住所】〒034-0301 青森県十和田市大字奥瀬

【公式サイト】青森県観光情報サイト アプティネット

https://www.aptinet.jp/Detail_display_00002567.html

ライトアップに燃えあがる 中野もみじ山<青森県黒石市南中野>

中野もみじ山

写真提供:公益社団法人青森県観光連盟

中野もみじ山 ライトアップ

写真提供:公益社団法人青森県観光連盟

青森県有数の紅葉の名所「中野もみじ山(中野神社)」は、享和2(1802)年、弘前藩主が京都から100種以上のカエデの苗を移植したことに始まります。渓流沿いにモミジやカエデが植えられた紅葉の名所で、中には樹齢200年のモミジとモミの木、樹齢500年〜800年の大スギ3本(市指定天然記念物)があり、パワーをもらえそう。紅葉時のライトアップは、燃えあがるようなロマンティックな光景で魅了されます。

中野もみじ山

【紅葉時期】例年10月中旬~11月上旬

【住所】〒036-0405 青森県黒石市大字南中野不動舘27 中野神社

【紅葉ライトアップ】10月12日(土)~11月4日(月祝) 17:00頃~21:00

【公式サイト】一般社団法人黒石観光協会

https://kuroishi.or.jp/sightseeing/nakanomomijiyama

中野もみじ山 散策マップ

https://kuroishi.or.jp/wp-content/uploads/nakano-new-map01.pdf

心も赤く色づく、青森県の紅葉の絶景。ぜひ見に訪れたいものです。

注意:記事掲載の情報は、2019年9月7日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況など詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

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