【MLB】「アッという間に…」大谷の自己最速184キロ弾に名物解説も驚き隠せず

本拠地でのインディアンス戦で第3打席に本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

5回1死走者なしでメジャー通算40号となるソロ本塁打を放った大谷

■インディアンス 4-3 エンゼルス(日本時間12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地のインディアンス戦で「3番・DH」で試合連続スタメン出場。第3打席で4試合17打席ぶりとなる18号ホームランを放った。メジャーで自己最速の時速114.4マイル(約184キロ)の衝撃に、エンゼルスOBのマーク・グビザ元投手は「これは…」と絶句した。

 圧巻の打席だった。5回1死走者なしの場面で、大谷は相手右腕プルトコの84.2マイル(約136キロ)の初球スライダーを完璧に捉えた。高速の弾丸はあっという間にエンゼルスタジアムのライトスタンドに突き刺さった。打球速度は時速約184キロの痛烈な弾丸ライナーだった。

 メジャー移籍後、自己最速弾となるライナー弾に、地元ロサンゼルスで中継している「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるメジャー通算132勝のグビザ元投手は「これは…」と一瞬思わず絶句。そして、「ショウヘイ・オオタニのバットから放たれた打球速度は113マイル。打点も62でキャリアハイです!」とまくし立てた。

 実際は時速114.4マイル。中継画面でもしっかり紹介されていたが、百戦錬磨の名物解説も間違えるほどのインパクトだった。その後も衝撃は覚めやらぬ様子。「前の打席でも痛烈な当たりでしたが、今回はアッという間の柵越えです!」「高速回転の変化球をライナー、一瞬で運びました!」とテンションマックスで興奮を伝えていた。(Full-Count編集部)

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