富士フイルム、バリアングル液晶採用のミラーレス一眼「X-A7」。読み出し高速化、AF性能向上

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富士フイルムは、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-A7」を10月下旬に発売。交換レンズ「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」とのセットとして展開する。価格はオープンで、カラーはブラックとキャメルの2色。

「X-A7」

新開発の約2,424万画素APS-Cセンサーを搭載。センサーにはデータの高速読み出しが可能な銅配線を採用するとともに、従来比約8.5倍の像面位相差画素をセンサー全面に配置する。これによりAFの速度や精度を向上、導体追従AFや瞳AFなどを快適に行えるとする。

感度はISO200-12800で、拡張感度はISO100/25600/51200。同社が80年以上にわたって蓄積した色再現技術などとの組み合わせによって、人間の記憶に残る鮮やかな色「記憶色」を実現する。また連射性能は最高約6.0コマ/秒で、シャッター速度は最高1/4000(メカニカル)、1/32000(電子)に対応する。

動画ではセンサーの全画素読み出しによって、6K相当の情報量を活用した4K動画が撮影可能。4K/30fps、1080p/60fpsなどのフィーマットに対応し、4Kでは最長約15分、フルHDやHDでは最長約30分の連続再生に対応する。またXシリーズで初搭載の「カウントダウン」機能(15/30/60秒から選択)、最高4倍速での撮影が可能な「HDハイスピード動画」も備える。

液晶は3.5インチでアスペクト比16:9、解像度は約276万ドット。Xシリーズで初めてバリアングル構造を採用する。タッチパネルのレスポンスは一般的なスマートフォンと同等以上とアピールするほか、最高1000カンデラの輝度によって晴天時でも高い視認性を実現する。明るさやボケ味などを確認しつつ撮影設定を調整できる「タッチメニュー」も利用できる。

カラーはブラックとキャメルの2色
バリアングル構造を初採用

撮影モードとして、最適なモードを自動設定する「アドバンスSRオート」に、HDR合成技術を駆使した「ブライトモード」を新搭載。さらにシーンに合わせて設定を選択できる「シーンポジション」に、光の軌跡をとらえる「ライトトレイル」もXシリーズとして初搭載する。

ネットワーク面ではBluetooth low energyによって、モバイル端末向けアプリ「FUJIFILM Camera Remote」を介して自動転送することもできる。またUSB Type-Cからの有線接続にも対応し、約8倍の通信速度によって動画など大容量データに最適としている。

そのほか外形寸法は119.0W×67.7H×41.1Dmmで、質量は約320g(バッテリー、メモリーカード含む)。起動時間は最短0.4秒(ハイパフォーマンスモードON時)。また撮影枚数は静止画が最大約440枚(エコノミー)で、動画は4K30p時で約55分。