“異能”を駆使して、より一層爽快なアクションを楽しもう! 「イースIX -Monstrum NOX-」試遊レビュー【TGS2019】

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千葉・幕張メッセにて9月12日より開催の「東京ゲームショウ2019」。KONAMIブースに出展されているPS4用ソフト「イースIX -Monstrum NOX-」の試遊についてお届けしよう。

「イースIX -Monstrum NOX-」(以下、「イース9」)は、9月26日に発売を控えているタイトルだが、試遊は今回のTGSが初出展とあり、ブースには多くの人が詰めかけていた。

今回の試遊は探索アクションを楽しむ「クロアカ・マキシマ編」と、新実装される空中アクションをメインに楽しむ「空壕跡編」の二つから選ぶことが出来たが、今回は「空壕跡編」を遊ばせてもらった。

なお、文中で使用している写真は「クロアカ・マキシマ編」と「空壕跡編」の混合となっているので、ご注意願いたい。

「空壕跡編」のメンバーは、赤の王、鷹、猛牛となっているが、赤の王とは歴代「イース」シリーズ主人公のアドルのことだろうか。

技名を見ると、ライズスラッシュなど、アドルが過去作で使っていたスキルが見受けられたが、残念ながら試遊の中では赤の王の正体は不明。だが、実際に動かしてみるとその動きも歴代のアドルの操作感にかなり近かったことは、最初にお伝えしておこう。

「空壕跡編」では今作で新しく実装される“空中アクション”が楽しめる内容だった。

例えば、赤いマーカーが見えているところでR2ボタンを押すとそのマーカーに瞬間移動をしたり、ジャンプ中(×ボタン)に更に×ボタンを押しっぱなしにすると滑空することができ、一見行き場がなさそうに見えても対岸から滑空することで辿り着ける場所があったりする。

また、L1を押したままダッシュで壁に向かうと壁を駆け上がることができたりといった、新しいアクションが多数追加されている。

これらのアクションは“異能”と呼ばれ、今回のようなダンジョンの中だけでなく、街中やフィールドなどでも発動できるそうだ。ただし異能アクションを発動するためには、“異能ゲージ”がいる。異能ゲージがなくなると、回復するまで異能アクションを使えなくなるので注意が必要だ。

実際に異能アクションを色々と試してみたが、壁を駆け上がる異能アクションは途中に邪魔な出っ張りなどがあるとその出っ張りを登れずに落下してしまうようだ。一見、そういった出っ張りが邪魔をして登れなさそうに見えつつ、実は出っ張りがない部分が僅かにあって上まで登り切れる箇所もあった。ぱっと見て天井が見えない壁は、大抵探索範囲になっていると考えて良いだろう。

なお、異能アクションで壁を駆け上がると踏んだ箇所がぱぁっと光るのだが、光が消えてから見てみると実は可愛い足跡になっていたりと、細かいところの作り込みに思わず笑ってしまった。

また、滑空の異能アクションは、自在に空を飛べる爽快感が良い。ちょっと遠くまで飛べる、くらいのものではなく、本当に空を飛べているくらいの感覚に近い。

今回はダンジョンということもありそこまで高く上ることも出来ず、景色を楽しむといった風ではなかったものの、街中でも滑空が使えるとあらば、いつもは下から見上げていた景色を空から眺める楽しさなども味わえそうだ。

「イース セルセタの樹海」では魔法具に対応したアクションが状況に応じて付け替えられたが、魔法具がなくとも様々なアクションが出せると思えば良いだろう。異能アクションも、本来は魔法具のようにゲーム中で徐々に解放されていく可能性は高い。

そして肝心のバトルだが、〇ボタンで攻撃、×ボタンでジャンプ、□で操作キャラクター交代、△でターゲットロック、R1でフラッシュガード、L1で回避及びフラッシュムーブ(ボタンはキーコンフィグから変更可能)、と、最近の「イース」シリーズから大きな変更はない。R1ボタンを押しながら〇×△口ボタンを押せば、対応したスキルが発動するのも同様だ。

前述の通り、アドルにも見える謎の“赤の王”は近距離から中距離を得意とする、万能型タイプのキャラクターに見えた。「イース」シリーズ初心者ならば、基本的に自分で操作するのは赤の王にしておけば間違いない。

“鷹”は、より素早さを前面に出したキャラクターのようだ。スピードタイプなので、赤の王に続き、初心者でも使いやすいキャラクターだろう。

そして猛牛は戦槌を振り回すが、意外と操作はそこまで重くない。もちろん赤の王や鷹に比べると重くはあるが、その分大きな範囲攻撃で敵を攻撃できる。操作キャラはいつでも□ボタンで切り替えられるので、自分の好みの操作感のキャラクターで遊んでみてほしい。

アクションは苦手、という人も多いと思うが、「イース」シリーズの操作は基本的にはかなりシンプル。ストーリーをメインに楽しみたい人は難易度をEASYにして〇ボタンを連打していれば、それだけでもほぼ勝てるくらいになる。

やり応えのあるアクションをプレイしたい人は難易度を上げれば、一瞬で即死するくらい極悪なプレイにも出来るという、様々なユーザーが楽しく遊べる内容となっているので、シリーズのファンはもちろんのこと、初めて「イース」に興味を持った人もぜひ遊んでみてほしい。

なお「イース」は今作で9作目、アドルは歴代「イース」シリーズのなかで最高齢となる24歳で登場するが、基本的に「イース」のストーリーは一本で完結型のため、たまに過去作のシリーズのキャラクターが出てきたり、過去作であった出来事などが話題に出ることはあるものの、過去作をやっていないと楽しめないという内容にはなっていない。

もしも作中に出てきた小ネタが気になったらそのときは過去作をやってみる、程度でも充分楽しめるので、「いきなり9から入るのもなぁ…」と思っている人もぜひプレイしてみてほしい。

また、TGS2019で試遊した人がもらえるスリムボトルとクリアファイルは、シリーズのファンならばぜひとも入手したいアイテムとなっている。

ビジネスデーでも長蛇の列になっていただけに、試遊をしたい人はまっさきにKONAMIブース内にあるファルコムコーナーを目指そう。

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