巨人がマジック7、丸2発&岡本弾などでDeNA撃破 広島は堂林がサヨナラ打…12日のセ・リーグは?

巨人・丸佳浩【写真:Getty Images】

阪神は大敗も、ドラ1近本が3安打で長嶋茂雄のセ新人記録にあと7本

 セ・リーグは各地で3試合が行われ、巨人、広島、ヤクルトが勝った。首位の巨人は優勝へのマジックナンバーを7にした。2位DeNAが敗れ、3位広島が勝ったため両チームのゲーム差はなくなった。

 巨人は敵地でDeNAに8-5で勝ち、優勝マジックを7にした。1回に丸の左前適時打、重信の二ゴロで2点を先制し、1点差に迫られた3回には田中俊の左犠飛で再び2点差にした。4回には丸が右翼席へ25号2ラン、岡本が左翼席へ29号ソロ。8回には丸がこの日2本目の26号2ランを左翼席に運び、試合を決めた。丸が3安打5打点の活躍。3番手で2イニングを無失点に抑えた田口が今季3勝目(3敗)を挙げた。DeNAは2回にソトがセ・リーグ一番乗りの40号ソロ、5回にはロペスの犠飛、筒香の適時二塁打、9回には代打佐野が5号2ランを放つも及ばなかった。

 広島は本拠地の中日戦に3-2でサヨナラ勝ち。貯金を4とし、2位DeNAにゲーム差なしに迫った。4回に長野の4号ソロ、5回に松山の適時打で2点をリード。6回に追いつかれるも、9回1死一、二塁で途中出場の堂林が左越えサヨナラ打を放った。4番手のフランスアが7勝目(6敗)を挙げた。中日は6回2死満塁で堂上が2点適時打を放って同点に追いつくも、9回に5番手の藤嶋が打たれた。

 阪神は本拠地のヤクルト戦に2-12で大敗した。先発の高橋遥が4回7安打8失点(自責5)で8敗目(3勝)。打線は7回に大山の13号ソロなどで2点を奪うのが精いっぱいだった。ドラフト1位ルーキーの近本が3安打1盗塁の活躍。今季安打数を新人では歴代6位タイの146本とし、セ・リーグ新人最多の長嶋茂雄(1958年、巨人)の153安打にあと7本とした。新人の30盗塁は、球団では2001年の赤星(39盗塁)以来2人目。ヤクルトはバレンティンの32号2ランなど14安打で12点を奪って大勝。7回途中2失点の山田大が5勝目(4敗)を挙げた。

→1 巨人 130試合71勝57敗2分 M7
→2 DeNA 133試合67勝63敗3分 5.0
→3 広島 135試合68勝64敗3分 0.0
→4 阪神 131試合60勝65敗6分 4.5
→5 中日 130試合61勝67敗2分 0.5
→6 ヤクルト 133試合54勝77敗2分 8.5(Full-Count編集部)

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