新城幸也「今日も逃げる事はできなかった」ブエルタ2019 第18ステージ

ブエルタ・ア・エスパーニャ2019、第18ステージ はコムニダド・デ・マドリードからベセリル・デ・ラ・シエラまで177.5kmの山岳区間で競われた。新城幸也(バーレーン・メリダ)は149位でゴールし、総合成績は133位となっている。

1級山岳でカメラを見つけて笑顔を見せる新城幸也 photo:Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント:
「今日のステージは2015年に出場した時とスタートゴールが違うだけで、4つの1級カテゴリーは知っている道だった。2015年は逃げに乗ったので鮮明に覚えていて、当時ステージ優勝したのはメリダのバイクだった(笑)

逃げ切る可能性が大きなステージなので、ディラン(トゥーンス)、マルク(パドゥン)、ヘルマン(ペルンスタイナー)を含む逃げに誰かがサポートとして入るのが目的だった。20km地点から1級山岳が始まるので、それまでに逃げができれば自分にチャンスがあったが、今年ブエルタはたくさんのステージで上りで逃げが決まる事が多いというか、今年はスタートから上り始めるステージばかり...今日も逃げる事はできなかった。グルペットで1日過ごしたが、脚の状態は良かった。ただ、逃げに脚を使っていて、上り口でペースの上がった集団に追い着かれたタイミングが最悪だった。

明日もまた厳しいステージになりそうだ。予報は強い横風ほぼ一日中(苦笑) 昨日の再来かな?逃げに総合関係者がいなければ穏やかなステージになるかもしれないが、スプリントしたいチームもあるし。昨日同様にプロフィール上は簡単なステージだけど、休めるステージではないのは確かだね!」

ブエルタ・ア・エスパーニャ2019 公式WEBサイト

【text&photo:Miwa IIJIMA】

集団の中で山岳を越えていく新城幸也 photo:Miwa IIJIMA

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