2019年9月11日で対リトアニア戦で4ゴールを記録したクリスティアーノ・ロナウドはこのゴールがユーロ予選でのロビーキーンの持つ歴代得点記録を(23→25に)破りました。34歳にしてまだまだ衰えない得点能力の秘密はどこにあるのか?
最初はドリブルとシザーズのみ
17歳でマンチェスターユナイテッドに入団した頃のプレイスタイルはサイドを駈け上がるだけのウィンガーでした。自陣またはハーフウェイからゴールまでひたすらドリブルで運び最後はシザーズというパターンばかりが彼のプレイスタイルだったのです。
ドリブルの距離が短くなり、FKの得点が増えてくる
しかし年齢と共に効率的なプレイが増えてきます。ターニングポイントはテベスとルーニーとの出会い。彼らと3トップでプレイしていた頃から得点マシーンの片鱗を見せてきます。
ルーニーから良質なクロスやパスを貰うようになってから、得点能力がアップしていきます。それと同時に当時のナイキのボールが無回転シュートをかけやすいボールだったためFKも増えてきます。
最小限のチカラでゴールが増える
このように若い頃のフィジカル頼りのプレイを徐々に減らし、少しづつ効率の良いプレイを心がけたことで身体を消耗しなくなり、結果怪我も少ないのでしょう。
そして何より凄いのが、彼のストイックな私生活です。
酒はほとんど飲まず、ほぼ毎日トレーニングで体脂肪率を抑えているからこそ、今のクリロナがあるのでしょう。