ダルビッシュ 6回2安打14K無失点の快投で今季6勝目

【カブス4-1パドレス】@ペトコ・パーク

下位に沈むパドレスに連敗を喫し、首位カージナルスとのゲーム差を縮められないどころか、ブリュワーズに並ばれてしまったカブスは、先発のダルビッシュ有が嫌な流れを払拭する見事なピッチングを披露。6回110球を投げて毎回の14奪三振を記録した一方、パドレス打線をわずか2安打に封じ、日本時間8月28日のメッツ戦以来となる今季6勝目(6敗)をマーク。今季の奪三振数は200を突破し、防御率も4点台を脱出して今季初の3点台となった。一方のパドレスは、先発のディネルソン・ラメットが5回4安打3失点の力投を見せるも今季5敗目(2勝)。打線はカブス投手陣の前に19三振を喫し、5安打1得点に終わった。

1回表一死一・三塁からクリス・ブライアントの犠牲フライで先制したカブスは、ダルビッシュが快投を続けるなか、4回表に二死二・三塁のチャンスを迎え、イアン・ハップのタイムリーで2点を追加。7回表にはダルビッシュの代打として登場したベン・ゾブリストのセカンドゴロの間に4点目を奪った。ダルビッシュ降板後は、2番手のカイル・ライアンが2イニングを無失点に抑え、3番手のローワン・ウィックがマニー・マチャドへの押し出し死球で1点を失ったものの、後続を抑えて試合終了。地区首位のカージナルスとの4ゲーム差は変わらず、ワイルドカード争いでも7連勝中のブリュワーズと並ぶ2位タイの座をキープした。

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