いのち 限りある命を生きるということ かけがえのない「人生の終わり」 輝きの瞬間に変えて

宗教と葬儀のもつ伝統ある習わしを大切に。

故人さまへ、そして親族さま同士の「ありがとう」があふれるお葬式を。

その人の「人生」を通じ、

「命の尊さと大切さ」を伝える

葬儀の中で「愛と感動」をお届けします

私たちは、日々、多くの人々の「死」に直面しています。そして、どんな人にも、かけがえのない人生があり、ドラマがあり、生きた証があるということを実感しています。葬儀を通じて、その人の生き方、人生の尊さ、命の大切さを参列者へお伝えするということが私たちに与えられた役割であると考えています。

 人それぞれの人生があるように、葬儀も一つとして同じものはございません。必ず「その人らしさ」を添え、故人さまへの周りの愛や感謝の想いが伝わるように、型にはまらないスタイルを心がけています。事前のお打ち合わせでは、できる限りの情報を引き出し、時にはサプライズの演出をすることもあります。一人の人の「人生の終焉」を“哀しみだけではない輝きの瞬間”に変えることで、「いいお葬式だった」と皆さまの記憶に残すことができれば、こんなにありがたいことはございません。

葬儀は、もっと熱くていい

共に泣き、思いを一つに

株式会社 クリスタル 代表取締役 井ノ口 章善 さん

葬祭業を立ち上げて15年あまり。開業間もないころ、ただひたすら真摯に取り組んでいた際での出来事。葬儀を滞りなく執り行うべきである私たちは、プロとして恥ずかしくないように「常に平常心を保つべき」であると考えていました。しかし、喪家と同じ思いになって涙をこらえきれなくなるときも…。そんなとき「葬儀屋さんでも泣いてもいいじゃないですか」とのお客さまの声が。「その方がずっと人情味があって、温かな気持ちになる」と。仕事としてこなすことではなく、ご家族や参列者の想いに寄り添うことが最も大切なのだとお客さまから教えられた瞬間でした。

以来、クリスタルホールは、お客さまと同じ目線に立つことで多くのお喜びの声をいただいております。今後も地域の皆さまに愛され続けるよう、真心込めたサービスを提供していきたいと思っています。

お客さまの想いを

「カタチ」にする喜び
自分にしかできないことを

森  鮎 巳 さん (29) ●キャリア 2年 「目配り・気配り・心配り」を心がけ、お客さまの不安を「安心」へ変えます。

大学を卒業するころは、何の仕事をしたいかという明確なビジョンはありませんでした。就職活動で多くの企業と出会う中、クリスタルの社長と担当の方の情熱あふれるお人柄に感動したことが、この仕事をさせていただくきっかけとなりました。

事前相談、病院へのお迎えから打ち合わせ、葬儀での司会進行、終了後の自宅飾りや諸手続きまで、すべてを担当し、お客さまの想いをカタチにしていきます。葬儀とは、ただ哀しく、つらいものだと思っていたのですが、表現の仕方次第で「喜びや感動」も伴うものだと知り、一層のやりがいを感じています。

まだ入社して間もないのですが、最近ではお葬式で出会った方に指名していただけるようにもなりました。今後は葬祭ディレクターの資格を取得して見識を深め、さらに信頼されるよう努力を重ねていきたいと思います。

■情報誌「自悠時間」2015年9月掲載

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