はあちゅうさんのマタニティー・フォトに批判が集中 世間はなぜ有名人の幸せが嫌いなのか|春山有子

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こういうのが不快すぎて逆に大好物になってる人、多いようです(写真はイメージです)

9月5日、ブロガーのはあちゅうさんが、夫であるAV男優のしみけんさんと臨月フォトを撮影し自身のSNSに複数パターンアップ、さまざまな声が届いているようです。

写真は、淡い自然光が降り注ぐ白いブーケだらけの部屋で、聖母のような微笑みをたたえ臨月のお腹に手を添えたウエディングドレス姿のはあちゅうさんのうしろに、タキシード姿のしみけんさんが白い歯を見せた笑顔で立つ、というもの。SNSには、「素敵!」「美しい」「お子さん自慢のご両親ですね」などポジティブな言葉が並びます。

しかしところかわれば寄せられるコメントもガラリとチェンジ。女性向け掲示板には、「もう黙っててくれよ」「しみけんえらいね。よく付き合ってあげてるね」「自分たちだけで楽しみなよ」「見せてくて仕方ないんだね」と、辛辣な声が並びます。しかしこれは、なにをしても反響を呼ぶはあちゅうさんに限ったことではありません。

古くは海外セレブから火がつき、2011年に梨花さんが出版したスタイルブック『Rinka’s Only Days』にてマタニティフォトが表紙となったことで、ブームが芸能界へ波及、その後一般層へ浸透したマタニティフォト。梨花さんを先駆けとし……、

・自宅にてお腹が丸出しになったピタニットにニット素材のショートパンツ姿で撮影した優木まおみさん

・白いワンピース姿で手を添えたお腹に視線を落としほのかに笑った写真を表紙にしたエッセイ『彩日記』を出版した高島彩さん

・逆光でシルエットを強調した、手ブラの蛯原友里さん

・全裸で手ブラ&手パンツをし、こちらを睨みつけるhitomiさん

・ピンクのワンピース姿で、離婚した元夫と共にお腹に手を添える小倉優子さん

・黒い下着姿で、伏せ目がちにお腹に手を添える西山茉希さん

・一見棺の中のように、花に囲まれ目を閉じ寝そべる、ベアトップにシースルースカートを着たスザンヌさん

・どこだかよくわからない場所の白い壁際に直立で立ち微笑む、お腹丸出しのピンクキャミソールにピンクロングスカートの釈由美子さん

・お腹丸出しの白いキャミソールに白いロングスカート姿で、長女にお腹にキスをさせる辻希美さん

・全裸に手ブラでananの表紙を飾った神田うのさん

・ショートパンツ1枚で髪ブラをし、ファッション誌「nina’s」の表紙を飾ったリア・ディゾンさん

・チェックのシャツのボタンをはずし、赤い文字で何らかの英文を書いたお腹を丸見えにする田丸麻紀さん

などなど、もはや妊娠中の通過儀礼と言えるほどマタニティフォトを撮影する芸能人は多い現状。

なかでも筆者もっともお気に入りは、

「花輪を頭にまわし、お腹に手を添え伏せ目がちに口角をあげる、白いベアトップに花のついたロングスカート姿の、マタニティフォトのお手本のような潮田玲子さん」です。ロバートの秋山竜次さんがクリエイターズ・ファイルで生み出したキャラクター「リシエル」も、潮田さんを参考にしたように思います。

さて芸能人がこうしたマタニティフォトを公開するたびに、どんな声が寄せられているかというと。最近公開した、矢口真里さんや辻希美さんへの声を拾ってみましょう。

「出たー!」「年齢や自分の立場をわきまえてなくてドン引き」「やるのは勝手だけど公開しないでほしい」(矢口真里さんへ)

「マジでマタニティフォト気持ち悪い」「お母さんのこんな姿見たいかね」(辻希美さんへ)

やはり辛辣な意見が並んでしまうようです。

「どんなにおしゃれな写真でも、どんなにほほえましい写真でも、必ず批判が集まってしまうのがマタニティフォト。しかしふと気づくのは、マタニティフォトを公開する女性のほとんどは、よくSNSやブログでの言動が批判されがちなひとばかりです。世間は、“マタニティフォトを撮影して公開する人”が嫌いなのか、それとも、“嫌いな人が、やっぱり受け入れられない行動をとっている”から、批判を寄せているのか。ふうむ……卵が先かニワトリが先か問題と似ていますね……実に悩ましい……」(マタニティフォトを撮影したことがない女性ライター)

なおはあちゅうさんは、撮影スタジオの宣伝の一環として撮影&公開している模様。仕事でのマタニティフォトくらいは、おおめに見てほしいですよね。(文◎春山有子)