メナリニ:エルシン・バーカー・エルガン氏がグループCEOに

メナリニ:エルシン・バーカー・エルガン氏がグループCEOに

AsiaNet 80512 (1723)

【フィレンツェ(イタリア)2019年9月12日PR Newswire=共同通信JBN】取締役会はエルシン・バーカー・エルガン氏(Mrs. Elcin Barker Ergun)をメナリニ・グループ(Menarini Group)の最高経営責任者(CEO)に任命した。

メナリニのエリック・コーナット会長は「エルシン・バーカー・エルガン氏は、地理と治療分野における成長の課題を継続するために、メナリニ・チームへの理想的な補強となる」とコメントした。

エルシン・バーカー・エルガン氏は「メナリニはその市場ダイナミズムと患者中心主義の両方の世界的水準を高く評価されている。メナリニに入社し、新しいビジネス機会の獲得に貢献し、さらにグローバル化を推進できることを光栄に思う」と述べた。

ルチアおよびアルベルト・ジョバンニ・アレオッティ両氏は「エルシン・バーカー・エルガン氏の入社は、ガバナンスを強化し、成長を加速するために当社をさらに国際化することを目的に数年前に開始したプロセスを完結させるものだ」とコメントした。

英国とオランダのテクノロジー部門で8年間勤務した後、エルシン・バーカー・エルガン氏は、スミスクライン・ビーチャムの子会社の最高財務責任者(CFO)として製薬業界に入った。その後同氏は、メルク(Merck KGaA)のヘルスケア事業に加わり、グローバル事業担当の年功序列の職務をカバーし、ニュービジネス(新規事業)を指揮する最後の役職でR&D(研究開発)コラボレーションを管理運営した。

エルシン・バーカー・エルガン氏は、商業、財務、イノベーションのリーダーシップを含め、製薬業界で20年以上にわたりグローバル、リージョナル、およびローカル分野のリーダーシップの役割に携わってきた。

直近の職務としては、同氏はボストンに本拠を置くメルクのヘルスケア部門のニュービジネスの責任者を務め、ニュービジネスを生み出すためのいくつかの資産の外部開発と資金調達を行う事業体を担当した。その前は、同氏はメルクセローノの執行副社長兼グローバルコマーシャル責任者で、45億ユーロのP&L(損益)と5000人以上の従業員を統括した。またそれ以前は、中東、アフリカ、トルコ、ロシア/CISの69カ国で構成されるインターコンチネンタル地域の責任者で上級副社長を務めた。

より以前の職歴としては、エルシン・バーカー・エルガン氏は、スミスクライン・ビーチャム子会社CFO、およびハネウェル子会社CFOとして、いくつかの財務的な役割を務めた。同氏はまた、製薬業界に入る前には、英国とオランダのテクノロジー部門で8年間勤務した。同氏はINSEAD(インシアード)のMBAを取得したエンジニアである。

フィレンツェに本社を置くMenarini Pharmaceutical Groupは、これまでに世界の136カ国に展開し、売上高は36億6700万ユーロで、従業員1万7600人以上を擁している。7カ所の研究開発センターを有するメナリニの製品は、心臓病、消化器疾患、呼吸器疾患、感染症、糖尿病、抗炎症/鎮痛剤向けの製品など最も重要な治療分野に及んでいる。医薬品の生産は、イタリアおよび海外にある同グループの16の製造工場で行われており、年間5億8500万パケットの製品を生産、販売している。メナリニの医薬品生産は最高の品質基準に沿っており、世界中の患者の健康に継続的な貢献をしている。

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ソース:Menarini I.F.R.