40歳の若さで急逝|自民党衆議院議員・宮川典子(みやがわ のりこ)氏の経歴は?

乳がんのため自民党衆議院議員の宮川典子氏が、9月12日午後8時25分に東京都内の病院で死去しました。享年40歳でした。
宮川氏は今年4月に都内で交通事故で入院しており、5月に退院して活動を再開していました。
葬儀・告別式の日程は未定となっています。

なお、宮川氏の死去にともない、自民党・比例南関東ブロック名簿の次点が、繰り上げ当選される見通しです。

山梨県出身の宮川氏。母校の中学・高校教員、松下政経塾を経て、衆議院議員を3期務める

宮川典子氏は1979年4月5日、山梨県山梨市の生まれ。慶應義塾大学文学部人間関係学科を卒業後、2002年から2007年まで母校・山梨学院附属中学・高等学校で教鞭を執っていました。2007年には松下政経塾第28期生として入塾、2009年には自民党山梨県参議院選挙区第二支部長に選任されます。

2010年の第22回参議院議員通常選挙に立候補し、183,265票を得るも落選。2011年には全国女性最年少支部長として、山梨県第一選挙区支部長に選任され、2012年の第46回衆議院議員選挙では山梨1区から立候補し、54,930票を得て初当選します。2014年の第47回衆院選は山梨1区では次点でしたが比例南関東ブロックで再選。同年には文部科学大臣政務官に就任します。

2017年の第48回衆院選で3選を果たし、文部科学大臣政務官に再任しました。2018年からは自民党環境部会長代理、自民党女性局長代理などを歴任していました。

宮川氏は自身のHPによれば、

「いつでも、どこでも、誰でも、何度でも、チャンスにアクセスできる国・日本」の構築
「頑張る人、頑張ろうとする人が明日を信じられる日本へ」

を政策理念としていました。

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