京大、iPSストックの財団設立

山中氏が代表理事

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 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を再生医療用に備蓄し、研究機関などに提供する京都大の「ストック事業」を進める一般財団法人を京大が設立したことが13日、分かった。安定的、低コストで提供するため大学から独立させたもので、代表理事には京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長が就任した。

 同研究所によると、名称は「京都大学iPS細胞研究財団」で、今月6日に設立した。備蓄したiPS細胞の販売や、企業からの製造受託などに向けた準備を進める。

 備蓄事業は文部科学省の再生医療に関するプログラムの一環として13年度に開始。運営予算はほぼ国費で賄われ、京大は事業の独立を訴えていた。