阪神西が打って投げての活躍で8勝目、近本11戦連続安打でCS進出へ望み

阪神・西勇輝【写真:荒川祐史】

近本はあと3本で史上4人目の新人150安打

■阪神 7-1 中日(13日・ナゴヤドーム)

 阪神は13日、敵地中日戦に7-1で勝利した。先発した西勇輝投手は7回5安打4奪三振、1失点で8勝目(8敗)。

 打線は3回、先頭の梅野が左前打で出塁すると、ドラフト1位ルーキーの近本が1死一、二塁から中前適時打を放ち先制。続く福留が9号3ランを放ち、一挙4点を先取した。近本はこれで11試合連続安打。今季安打数を147に伸ばし、1955年の榎本喜八(毎日)を抜いて新人では単独6位。史上4人目の「新人150安打」にあと3本に迫った。さらに続く福留の初球から走って盗塁成功、今季31盗塁目となった。

 西は4回まで1安打と安定したピッチングも、5回に高橋修平、安部と連打を浴びて1点を失う。6回にも2死満塁まで迫られたが、阿部を中飛に抑えた。打っては6回に2死一塁から右前適時二塁打で1点を奪っている。

 柳は試合前まで対阪神戦の防御率0.93、4戦で2勝0敗と好相性だったが、5回5失点で6敗目(10勝)を喫した。(Full-Count編集部)

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