ロンドン証取が買収提案を拒否

香港の計画に「根本的な懸念」

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ロンドン証券取引所の玄関=2018年8月(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】ロンドン証券取引所(LSE)グループは13日、香港証券取引所からの買収提案を拒否すると発表した。LSEの全株式を総額296億ポンド(約4兆円)で取得し合併する内容に「根本的な懸念を持っている」と表明した。

 LSEは香港取引所への書簡で、買収計画は「LSEにとって戦略的な利点が見いだせない」と切り捨てた。重要な金融インフラを提供しているため多くの規制当局から調査を受けなければならず、実現性に疑問符がつくことも理由に挙げた。混乱が続く香港の政治情勢にも懸念を示した。