MotoGPサンマリノGP:初日総合トップはビニャーレス。ロッシはFP1で新パーツを投入し総合4番手

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 MotoGP第13戦サンマリノGPのフリー走行1回目、2回目がミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、MotoGPクラスはマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が初日総合トップタイムをマーク。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は総合14番手で初日を終えた。

 強い日差しが降り注ぐなか、気温26度、路面温度27度のドライコンディションでフリー走行1回が始まった。

 序盤にトップにつけていたのはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)だったが、セッションが15分を過ぎるころにファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がマルケスのトップタイムを更新。クアルタラロ、マルケス、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)というトップ3でセッション折り返し迎える。

 マルケスはセッション残り時間20分を切るころにタイムを更新するが、クアルタラロのタイムには届かない。また、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は終盤まで10番手以下につけている状況だ。

 セッション残り時間5分を切って、クアルタラロが自身のトップタイムを更新。1分33秒153をマークする。終盤になっても上位陣はクアルタラロを除いてタイムの更新はなく、クアルタラロがそのままセッションを制した。

 2番手はマルケス、3番手にはビニャーレスがつけ、ドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピロ(ドゥカティ・チーム)が4番手。5番手にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)、6番手にはポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が続いた。

 地元グランプリを迎えたバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は9番手。8月末に行われたミサノ公式テストでお披露目した、新しいブレーキディスクカバーとエキゾーストパイプを投入して走行を行った。中上はセッションを通じて下位に沈み、最終的にトップから約1.4秒差の17番手だった。

 フリー走行2回目は路面温度が大幅に上がり、気温26度、路面温度41度のドライコンディションで行われた。

 このセッションでも序盤にトップに立ったのはマルケス。マルケスは5周目に1分33秒171をマークすると、そのままトップの座をキープする。

 セッション残り時間3分を切るころ、ロッシが2番手に浮上。しかし、その後ビニャーレスやクアルタラロが続々とタイムを更新していく。序盤からトップにつけていたマルケスは、フリー走行1回目同様に終盤にタイムを詰めることはなかった。

 最終的にビニャーレスがこのセッションをトップで終えた。ビニャーレスはこのタイムで初日総合を制している。2番手にはクアルタラロが続き、3番手にマルケス。ロッシが4番手、5番手にフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)と、マルケスを除けばトップ5がヤマハ勢で埋まった。

 6番手にレッドブル・KTM・ファクトリーレーシングのポル・エスパルガロがつけている点にも注目だ。ドゥカティ勢は7番手のダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム)が最上位。中上は13番手でセッションを終え、初日総合としては14番手だった、

 この日は路面状況がよくなかったということで、フリー走行1回目は全体的にタイムが伸び悩んだが、フリー走行2回目ではやや改善の兆しが見え、ビニャーレスとクアルタラロのふたりが1分32秒台のタイムをマークした。