藻岩山運休 案内も対応も後手 ボランティア案内には自粛要請 市民「新三大夜景の資格ない」

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 15日に運行再開の見通しとなった「札幌もいわ山ロープウェイ」は、8月27日の運休から3週間近く、訪れた人々を落胆させた。運行する札幌市の第三セクター・札幌振興公社の案内も不十分で、藻岩山山頂へ観光道路経由で車で行けるのを知らずに諦める人も相次いだ。市民からは「こんな対応なら『日本新三大夜景』の名を返上すべきだ」と批判も上がっている。

 札幌市電「ロープウェイ入口」停留場そばの山麓駅行きバス乗り場には、13日も、観光客が運休を知らずに次々と訪れた。東京都の会社員女性(35)は公社職員から運休を伝えられ、「夜景を見に札幌に来たのに」と落胆。山頂行きケーブルカーと結ぶ中腹駅行き無料バスもあるが、行程全体で通常の約2倍の2~3時間かかる。女性は「夕食が遅くなる」と引き返した。