馬場が海外移籍交渉

 バスケットボール男子のBリーグ1部、アルバルク東京は13日、富山市出身の馬場雄大(23)が海外チームと移籍交渉中のため、14日から開催されるプレシーズンゲームを欠場すると発表した。馬場は北日本新聞の取材に対し、交渉相手がどの国のチームかも含め「僕の口からは何も言えない」とした。

 馬場はかねてから世界最高峰リーグの米プロNBAでプレーすることを目標に掲げていた。富山市奥田中学校バスケ部で2学年後輩だった八村塁(21)が、6月のNBAドラフトでウィザーズから1巡目指名を受ける日本人初の快挙を成し遂げたことに刺激を受け、NBA入りへの思いをより強くしていた。

 取材に対し、交渉の詳細を語ることは避けたが「目標がNBAであることに変わりはない」と述べた。アルバルク東京も詳しいことは明かせないとしている。

 馬場は今夏、NBAで若手選手がしのぎを削るサマーリーグにマーベリックスの一員として参加。9日まで参戦したワールドカップ中国大会では、全選手がNBAでプレーする米国を相手に18点を挙げる活躍を見せた。

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