巨人2連勝でM6、広島連勝ならず、阪神は3位に3.5差…13日のセ・リーグは?

巨人・原監督【写真:Getty Images】

山口はリーグトップ14勝、阪神近本は史上4人目の新人150安打にあと3

 セ・リーグは13日、2試合が行われ、巨人、阪神がそれぞれ勝利した。巨人は先発・山口俊投手がリーグトップの14勝(4敗)で優勝へのマジックナンバーを6に。阪神は先発・西勇輝投手が8勝目(8敗)を挙げ、3位広島に3.5ゲーム差に近づいた。

 巨人は本拠地・広島戦に5-1で勝利した。先発した山口俊投手は7回2/3を投げ、4安打10奪三振3四球1失点と好投。これで今季通算175奪三振とし、リーグトップだった今永の173奪三振を上回った。打線は初回から岡本の左前適時打で先制し、3回には広島の先発・九里の押し出し死球。4回にも阿部の9月初打点となる右前適時打が飛び出した。また7回も阿部から2者連続の四球などで1死一、三塁とすると田中俊が右前適時打。さらに三塁手、メヒアの悪送球の間に1点を上げた。

 広島は先発した九里が4回8安打3失点で降板。その後、塹江、遠藤、中田、今村と繋いだが、打線も4安打に抑えられて点差を縮められず、連勝はならなかった。

 阪神は敵地・中日戦に7-1で勝利。西は7回5安打4奪三振、1失点で8勝目(8敗)。打っては6回に2死一塁から右前適時二塁打で1点を奪っている。打線は3回にドラフト1位ルーキーの近本が中前適時打。11試合連続安打。今季安打数を147に伸ばし、1955年の榎本喜八(毎日)を抜いて新人では単独6位。史上4人目の「新人150安打」にあと3本に迫った。

 中日は試合前まで対阪神戦の防御率0.93、4戦で2勝0敗と好相性の柳が先発するも、5回5失点で6敗目(10勝)。打線は7安打を放つも、5回に阿部の中前適時二塁打の1点にとどまった。

→1 巨人 131試合72勝57敗2分 M6
→2 DeNA 133試合67勝63敗3分 5.5
→3 広島 136試合68勝65敗3分 0.5
→4 阪神 132試合61勝65敗6分 3.5
→5 中日 131試合61勝68敗2分 1.5
→6 ヤクルト 133試合54勝77敗2分 8.0(Full-Count編集部)

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