高齢者の口腔ケアサポーター養成へ 熊本県合志市と民間2社

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 熊本県合志市は11日、市民が主体的に関わる「まちづくり事業」として、民間2社が取り組む口腔[こうくう]ケアサポーターの養成を認定した。高齢者の健康維持と医療費の抑制につなげたい考え。

 2社は介護事業を手掛ける「サンコーライフサポート」(福岡市)と口腔ケアを指導する「クロスケアデンタル」(同)。2社は、独自の検定制度を設けてサポーターを養成。合志市は10月から市内の施設に参加を呼び掛けるほか、市民向けセミナーも月1回開き、家庭でもできるケアを実践してもらう。

 クロスケアデンタルによると、福岡市の老人ホーム(定員69人)で週2回、1回5~10分の歯磨きや歯茎のマッサージの介助を1年間続けたところ、利用者の入院日数が約6割減り、医療費が計約4200万円削減されたという。(木村恭士)

(2019年9月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)