「べしゃり暮らし」間宮祥太朗と渡辺大知が語る!一番辛辣なことを言うのは“優しいお兄さん”な…!?

「べしゃり暮らし」間宮祥太朗と渡辺大知が語る!一番辛辣なことを言うのは“優しいお兄さん”な…!?

青春だけではない、人間ドラマが描かれた「べしゃり暮らし」(テレビ朝日系)が、ついに今夜最終回を迎えます。第5話から駿河太郎さんと尾上寛之さんが演じる“デジタルきんぎょ”がキーマンとなり、ドラマを盛り上げてきました。彼らのお笑いへの向き合い方、そして相方への思いを知った上妻圭右と辻本潤のコンビ“べしゃり暮らし”は漫才新人グランプリでの優勝を目指して奮闘していきます。

これまでにたくさんの笑いや涙を見せてきた「べしゃり暮らし」。今夜の放送を前に、上妻役の間宮祥太朗さんと辻本役の渡辺大知さんに、ドラマの見どころや、出演者との思い出を語ってもらいました。インタビュー前に撮影をしたお二人の様子は本当に学校の休み時間のよう! カメラマンの「間宮さんはカメラに向かってグイグイ来て! 渡辺さんはそれを止める感じでお願いします!」という指示に、とても楽しそうに笑いながら撮影が始まりました。最後までお楽しみください!

──学生役ということで、学生服に袖を通した時の気持ちをお聞かせください。

渡辺「僕、(学生服を着る役が)1年に1本くらいあるんです。でも、もうこの『べしゃり暮らし』が最後だと思ってやりました」

──学生服に袖を通してドキドキされました?

渡辺「ドキドキ…?」

間宮「制服着て? ドキドキ? ちょっとした変態じゃないですか!(笑)」

──学校を卒業されてから着る制服は緊張感あるのかと思いまして…! 失礼しました!!

渡辺「漫才師を目指すという話ですけど、学園ものなので高校生の設定の中で、自分を青く見せたいというのはありました。大人っぽくというより、自分のダメなところもいっぱい見せられたらいいなと思いながら、制服に袖を通しましたね」

──間宮さんはいかがでしたか?

間宮「僕は学生役が多いので、制服はよく着るんですよね。大知くんが僕より年上なので、なんてことなかったですね!(笑)」

──今回、アドリブのシーンも多かったと思うのですが大変だったところはありましたか?

間宮「俺はそんなに大変なところなかったけれど、大知くんは?」

渡辺「(演出の)劇団ひとりさんに『そんなに練習しない方がいいかも』と言われたんですよ。しかも、1回しか(カメラを)回さないくらいの気持ちだっていうのを聞いて、用意できることがなかったので不安はありました。最初のアドリブ漫才をした文化祭のシーンで(※1)、間宮くんが横で堂々とビビらず暴れてくれたんです。それが横にいて心地よくて…。ワクワクしながら、視聴者の方に届けるより先に、自分がファンになっちゃった感じがしました。楽しみながらアドリブ漫才できたなと思いますね。むしろ、台本通りにやる漫才の方が難しかったかもしれないですね」

間宮「うん、そうだね」

(※1/https://www.tvguide.or.jp/column/chokusou-drama/20190727/01.html

──たくさんのエキストラの方に来てもらって撮影した第1話の学園祭のシーンが、非常に印象的でした。あの時披露した漫才は、もしかしてほとんどアドリブだったりしますか?

間宮「骨組みとなる台本はあるんですけど、だいぶ(アドリブ)多かったよね」

渡辺「そうっすね。結構脱線も楽しみながらというか…。そういうライブ感というのが割と好きなんですよね。ただ、1話の漫才はもうちょっとガムシャラ感というか、ガチャガチャしている良さみたいなのも良しとしていたので、気楽にやれていたんですよね。でも、徐々に成長していかないといけないし、自分もこのドラマの一ファンとして、最終回に向けて成長していってほしいという視聴者としての願望があったので。自分もそれに応えたいというか、そういう意味で最後の漫才は…。漫才中に緊張はなかったですけど、最後の漫才までのこの2カ月間は、いろんな人の漫才も見たし、映像だったりライブに行ったり…。たくさん勉強したなと。できることは結構やったなという感覚はありますね」

──以前、演出の劇団ひとりさんがお二人がやる漫才で笑ってくれない、真顔で「ハイ、OKと言う」というお話があったと思うのですが、本当に全くなかったんですか?

間宮「(食い気味に)ないですよ!」

渡辺「まあ、(笑っている姿を)知らないというのが正しいかもしれないですね。自分たちがやっている場所とは離れたところにいるから…」

間宮「監督の隣で記録をしている方が『実は笑っているんだよ』って言ってくれたことはあるんですけど、漫才のシーンを撮った後に僕らのところに来て笑いながら『面白かったです』とかは、ないです。普通に真顔で『今のは一番良かったですよ。面白かったです』と言ってくれることはあるんですけどね、笑って言ってくれることはないです」

──お二人は最終回まで漫才をたくさんやってきたと思いますが、自分たちがやってきて一番面白かった漫才はどれでしたか?

渡辺「ラストシーンやな。最終話の漫才じゃないですかね。というか、そうじゃないきゃいけないと思うんですよ。それはできている自信はありますね」

間宮「3人でやったやつも面白かったな」

渡辺「あー! 確かに」

間宮「面白いか面白くないかというよりか、楽しかったなって」

渡辺「ずっと2人でやってきたから、3人っていうのが新鮮でしたね」

間宮「第7話で矢本悠馬が演じている子安蒼太と3人でやったんですけど、めちゃくちゃ楽しかったですね」

──以前取材させていただいた、堀田真由さん、矢本さんをはじめ皆さんが「現場がすごく楽しい!」と言っていたのですが、いかがでしたか?

渡辺「楽しかったと思います。間宮くんも矢本くんもムードメーカーで、現場を盛り立ててくれましたね。同級生チームでいる時とか、高校生のようなわちゃわちゃした感じだけど、撮影が始まったらいい緊張感で…。メリハリがあった現場だったと思いますね」

間宮「段階を踏まずに打ち解けていった気がしますね。(出演者の中に)先輩ももちろんいるんですけど、ある程度の大ざっぱな人間が集まったなという感じが…(笑)。細かくてすごく繊細というよりかは、『これもおもろいんちゃう?』みたいなやりとりがしやすい現場だったかなと。あとは関西出身の人が多かったというのが、現場の雰囲気が良かった要因の一つなんじゃないかなと思いますね」

──以前堀田さん(※2)を取材させていただいた時に、セリフが覚えられなかったら、間宮さんがちゃちゃを入れて、渡辺さんが優しくフォローしてくれたという話を聞いたのですが…。

間宮「大知くんが一番辛辣(しんらつ)なことを言ってますよ(笑)」

渡辺「いや、ギャグ! それギャグ!」

間宮「『真由ちゃんってセリフとかあまり興味ない?』とか。めっちゃ面白かった! 俺と悠馬は、爆笑だったからね!」

(※2/https://www.tvguide.or.jp/feature/specialinterview/20190810/01.html

──それも、現場の雰囲気がいいからできることですよね。

間宮「大知くんは基本優しくてフォローするんだけど、たまに思いついたように言った言葉があまりに辛辣で面白いという(笑)」

渡辺「みんな、優しいですよ! 優しいイジリをやってると思いますよ!」

間宮「優しいイジリっすよね。だって、セリフを飛ばして笑いになるんだからいいじゃないですか」

渡辺「『おっ、セリフどこ行っちゃったんだろ』ってイジってくれる人がいっぱいいる、いい現場だなと思いますよね。俺はそれを横で笑っているだけです!」

──でも、たまに渡辺さんもズバッと…。

渡辺「なんか、言ったらおもろいかなと思ったら言っちゃいますね(笑)」

間宮「めちゃくちゃ面白かったよ」

──7月にあった会見中の漫才の中で「家族と見るもよし、恋人と見るもよし」という場面がありました。お二人は最終回をどなたと見たいですか?

間宮「本来ならば、(出演者の)みんなと見たいよね」

渡辺「そうだね、それもいいよね。部屋で1人で見るのもいいけど、1回くらいみんなで見れたらいいよね」

──最終回を楽しみにしてくださっている視聴者の皆様へ、一言お願いいたします!

間宮「この記事が出る頃に最終回を楽しみにしてくれている人であれば、もう『べしゃり暮らし』の魅力に気が付いている人だと思うんですよ。だから、その人たちが納得のいく最終回になっているかどうか…。そこにつきると思うんですよね。デジきん(デジタルきんぎょの略)だったり、ねず花(ねずみ花火の略)、るのあーるのいろいろなことがあって、そして家族の支えだったりがあって…。最終回は『これだけいろいろ受け取ってきたものをどうやって返せんの? 2人は』っていう話だと思うので、そこを受け取ってくれればいいなと思います。そして、成長した2人の姿を見せられれば、それが正解かなという気がします!」

渡辺「付け加えるとしたら、何度も言っているんですけど、この作品はいろいろな熱い思いを持ってぶつけ合っている人たちがたくさん出てくるんですよ。次につながるような、今後が楽しみになるような終わり方になっていると思うんです。最終話を終えて、自分も何か始めたいとか何かやりたいことがあるけど隠してた、という人たちが新しい何かを始めるきっかけになればいいなと思います」

──間宮さん、渡辺さん、ありがとうございました!

「べしゃり暮らし」とデジタルきんぎょとニップレスと子安…。さまざまな人たちの熱い生き方を、ぜひ目に焼き付けてくださいね。ドラマ「べしゃり暮らし」は今夜11時15分から放送です!

【プロフィール】


間宮祥太朗(まみや しょうたろう)
1993年6月11日生まれ。神奈川県横浜市出身。2008年「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」(日本テレビ系)で俳優デビュー。その後、「ニーチェ先生」(日本テレビほか)でドラマ初主演を務める。また、「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ系)、「ミス・パイロット」(フジテレビ系)、「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(日本テレビ系)、「ハケン占い師アタル」(テレビ朝日系)、映画「帝一の國」「お前はまだグンマを知らない」など多数のドラマや映画に出演している。

渡辺大知(わたなべ だいち)
1990年8月8日生まれ。兵庫県神戸市出身。高校在学中にロックバンド“黒猫チェルシー”を結成し、2010年メジャーデビュー。09年に映画「色即ぜねれいしょん」で俳優デビューした。その後、連続テレビ小説「カーネーション」(NHK)、「dele」(テレビ朝日系)、「Iターン」(テレビ東京ほか)、映画「大人ドロップ」「渇き。」「ギャングース」など数々のドラマや映画に出演。19年公開映画「見えない目撃者」「ブルーアワーにぶっ飛ばす」「わたしは光をにぎっている」、そして主演を務める映画「僕の好きな女の子」が控えている。

【番組情報】


「べしゃり暮らし」(最終回)
テレビ朝日系
土曜 午後11:15~深夜0:05

【プレゼント】


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●締め切り:2019年9月30日(月)正午

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テレビ朝日担当 Y・O
撮影/蓮尾美智子

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