つくば市、10月から 起業支援へ拠点活用 企業、研究機関の交流促進

©株式会社茨城新聞社

コワーキングスペースは24時間利用できる=つくば市吾妻

つくば市が開設するスタートアップ(起業)推進拠点「つくばスタートアップパーク」(同市吾妻)が10月1日から利用開始する。起業家や企業、研究機関などの交流を促進するのが狙い。施設は2階建てで、1階にセミナールームやコワーキングスペース、交流スペース、会議室、カフェがあり、2階はシェアオフィスとなっている。

起業家向けセミナー開催のほか、定期的に会計士や弁護士など専門家による起業相談会も開く。コワーキングスペースは公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」、シャワールームを用意している。24時間利用でき、法人登記も可能。シェアオフィスは創業5年以内の企業が最大5年間利用できる。

料金は1階のコワーキングスペースが、ドロップイン(1時間)300円(1日最大1500円)、定期利用だと月額1万8千円。セミナールームは1時間500円、交流スペースは無料。

市スタートアップ推進室によると、事業費は約1億3500万円。運営は起業支援会社のツクリエ(東京)に年間約3500万円で委託する。報道向け内覧会が13日開かれ、ツクリエの今泉裕美子統括マネジャーは「日本のテクノロジーが生まれるつくばは『宝の山』。技術がないとビジネスはできない」と話している。(吉原宗康)