ありあけハーバー×キットカット 「きっと勝つ」ラグビーW杯、ベイ応援でコラボ

横浜に関するクイズがデザインされた「キットカットミニ ありあけ横濱ハーバー マロン味」

 ありあけ(横浜市中区)が、ネスレ日本(神戸市)と共同開発した「キットカットミニ ありあけ横濱ハーバー マロン味」の先行販売が7日から始まる。ありあけの堀越隆宏社長は、コラボレーションの狙いを「ラグビーワールドカップの日本代表も、ベイスターズも、『きっと勝つ』とハーバーで応援し、横浜を盛り上げたい」と話している。

 同商品は、中のクリームにマロンとこしあんのパウダーを練り込み、マロン風味のチョコレートで包み込み、横浜銘菓の一つハーバーのダブルマロン味を「キットカット」で再現した。ネスレ日本は全国各地の名産品とコラボレーションしたご当地土産シリーズを約20種展開しているが、県内ではハーバーが初めて。

 ありあけは横浜のPRにつなげようと、外箱に市のロゴマーク「オープンヨコハマ」を入れ、個包装パッケージの裏側にはキットカットで初めてクイズをデザイン。横浜の歴史や発祥をテーマにした10種類の問題で楽しめるよう工夫をこらした。

 また、キットカットは海外での知名度が高いことから、「ラグビーW杯観戦などで横浜を訪れたインバウンド(訪日外国人客)を通じて、国内外でハーバーの認知度を高めたい」(堀越社長)という狙いもある。

 9枚入り800円(税抜き)。先行販売は7日から、ありあけ本館ハーバーズムーン(横浜市中区)など直営15店舗で。11日からは県内のセブン-イレブンやスーパー、駅や高速道路の土産物店など約300カ所で販売する。

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