ゴールドシュミットが7打点の大暴れ カージナルス大勝

【ブリュワーズ0-10カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは、主力打者の1人であるポール・ゴールドシュミットが3回裏に先制の30号グランドスラム、6回裏に勝利を決定付ける31号3ランを放ち、4打数2安打7打点の大暴れでチームを10対0の大勝に導いた。カージナルス先発のアダム・ウェインライトは、6回2安打無失点の好投で今季12勝目(9敗)をマークし、ライアン・ヘルスリー、ドミニク・リオン、ジェネシス・カブレラも各1イニングを無失点に抑えて4投手による完封リレーが完成。一方、敗れたブリュワーズは、先発のエイドリアン・ハウザーが3回4安打4失点で今季6敗目(6勝)を喫した。

4年ぶりのポストシーズン進出に向けてナ・リーグ中部地区の首位に立っているカージナルスは、レギュラーシーズン16試合すべてがポストシーズン進出の可能性を残すチームとの対戦。7連勝でカブスと並ぶ地区2位タイに浮上したブリュワーズとの3連戦の初戦は、ゴールドシュミットの大活躍もあり、大差での勝利となった。カブスがパイレーツに勝利したため、2位との4ゲーム差に変動はなかったが、ブリュワーズの勢いを止めるという意味で大きな1勝となったことは間違いない。対照的に、ブリュワーズはMVP候補のクリスチャン・イェリッチを欠くなかで連勝を7に伸ばしていたが、首位カージナルスに大敗を喫し、首位とのゲーム差が5に拡大。地区3位に後退するとともに、ワイルドカード争いでも2位カブスに1ゲーム差をつけられた。

© MLB Advanced Media, LP.