“提督”たちで佐世保にぎわう! 「艦これ」イベント

キャラクターのパネルの前で、グッズを手に笑顔を見せるファン=佐世保市下京町

 軍艦を擬人化した美少女キャラクターが登場する人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん(艦これ)」と、公式にコラボレーションしたイベントが長崎県佐世保市内で開かれている。9月16日までの期間中、ご当地グルメの店で限定グッズがもらえるほか、スタンプラリーなどが楽しめる。イベントが本格的に始まった9月14日、佐世保市内はゲームのプレーヤー“提督”たちでにぎわった。

 企業、経済団体でつくる佐世保地域経済活性化推進協議会の佐世保地方創生プロジェクトチームが中心の実行委員会が、ゲーム運営会社と連携して開いた。昨年3月の初開催で大盛況だった企画の第2弾で、今回は佐世保鎮守府開庁130周年を記念し規模を拡大。13日の前夜祭で開幕した。

 「グルメコラボ」では、佐世保バーガーやレモンステーキ、護衛艦カレーなどを提供する計約30店舗でグッズを配布。各地で長い行列ができていた。スタンプラリーは佐世保市中心部10カ所の地点を巡った。キャラクターのパネルの前では写真を撮るファンもいた。

 このほか、音楽イベントや限定フィギュアの販売などもあった。神奈川県綾瀬市の会社員、京達之さん(35)は「限定グッズがあり楽しい。佐世保の町も見て回りたい」と話した。

 実行委は4日間で2万人の人出を見込む。門田和義委員長(50)は「規模を拡大し、佐世保でしかできないコンテンツも増やした。天気にも恵まれ、前回を上回るにぎわいだ」と語った。

佐世保バーガーの販売店でグッズを受け取る人たち。長い行列ができていた=佐世保市下京町

© 株式会社長崎新聞社