ユーミンの名曲「ノーサイド」大分市発信へ英語版作る【大分県】

歌はMay J.さん、大分舞鶴モチーフ説も

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大分のラグビーシーンを切り取った写真集も作成する(イメージ)

 ラグビーワールドカップ(W杯)で訪れた外国人観戦客らに大分のラグビー文化を発信するため、大分市は歌手松任谷由実さんの名曲「ノーサイド」の英語版を作成した。W杯関連のイベント会場や街なかなどで流す。市役所本庁舎内では毎日午前11時と午後2時に音楽をかけている。

 1984年にリリースされた「ノーサイド」の歌詞は、同年1月の全国高校ラグビー選手権の決勝で対戦した大分舞鶴と天理(奈良県)の試合内容と重なることが多く、この試合をモチーフに作られたともいわれている。

 W杯時、大分市内では西日本最多の5試合があり、外国人観戦客が計10万人訪れると予想されている。大分市版ファンゾーンとなる「祝祭の広場」や市中心部の商店街、デパートなどでラグビーに関する英語の曲を流し、興味を持ってもらおうと企画。イベントで同市をたびたび訪れている歌手May J.さんに歌ってもらい、CD化した。

 また、市内のラグビー文化を振り返る映像や写真集も作る。大分舞鶴が75年に同選手権で優勝した試合の写真の他、現在のシーンとして子どもから90代までの現役ラガーマンに登場してもらう。事業費は800万円。

 市スポーツ振興課は「歌詞に大分の地名など出てこないが、大分のラグビーシーンのイメージソングとして世界中に広がってもらいたい」としている。