給食費助成「保育」に限定 串間市、教育利用者は除外

 10月から始まる幼児教育・保育無償化に伴う串間市独自の給食費助成を巡り、地元保護者から反発が起きている。助成対象を「保育利用者」に限定し、認定こども園の幼稚園機能に当たる「教育利用者」を除外したからだ。市の今回の決定には財政負担が大きい子ども園の利用抑制を図る狙いがあるとみられる。県内自治体で”格差”を設けたのは同市のみで、保護者は「納得できない」「不公平だ」と不信感を高めている。

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