小田急電鉄と小田急トラベル、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会は10月26日、2016年に日本遺産に認定された「大山詣(まい)り」を再現するガイド付きのツアーを行う。
江戸っ子に扮(ふん)した俳優が、大山阿夫利(あふり)神社の神職や伊勢原市観光協会職員とともに、参加者に大山の歴史と文化を紹介してくれることが特徴。江戸期に戻ったような雰囲気を楽しみながら、名物の豆腐料理を満喫できる。
ツアーは初の取り組みで、日本の文化を国内外でPRする文化庁の「日本博」の事業の一環として実施。「歴史・文化を体感! 令和版・日本遺産『大山詣り』と精進おとしライブを楽しむ」と銘打った。
当日は小田急線伊勢原駅に集合。同市大山の宿坊「東学坊」に到着後、白い行衣(ぎょうい)をまとってこま参道を歩く。その後、大山寺までケーブルカーで上がって女坂へ。大山阿夫利神社下社を正式参拝して下山し、東学坊で大山名物の豆腐料理を味わいながら、日本舞踊や三味線の「精進おとしライブ」を観賞する。
ツアーは午前8時45分~午後2時50分と、午前11時15分~午後5時35分の2回あり、定員は各40人。代金は1人当たり1万1300円(税込み)で、4歳から小学生は500円引き。
申し込み、問い合わせは、小田急トラベル電話03(3379)6199。