永井豪さんの業績振り返る

上野の森美術館で企画展

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「デビルマン」((C)1967―2019 Go Nagai/Dynamic Production.All Right Reserved)の等身大模型と、展覧会のスタッフ=東京都台東区

 「デビルマン」「キューティーハニー」などの作品で知られる漫画家永井豪さんの業績を振り返る「画業50年“突破”記念 永井GO展」が、東京都台東区の上野の森美術館で開かれている。29日まで。

 1967年のデビュー以来、ギャグ漫画から重厚なストーリーまで、幅広いジャンルの作品を発表してきた永井さん。同展は直筆の原稿、カラーイラスト、スケッチなど600点以上を展示し、豊かな創造力が生み出す世界に触れることができる。

 代表作の一つ「マジンガーZ」などの高さ1メートルを超える模型も展示。デビルマンの等身大模型と一緒に写真が撮れるスポットもある。

 会場の一角に、現在も連載を続ける永井さんの仕事場を“完全再現”。ペンや画材が所狭しと並んだ卓上から、旺盛な仕事ぶりがうかがえる。机の後ろの壁に飾られているのは、浮世絵からインスピレーションを受けた「いたずら描き」だという。

 7月にフランス政府から授与された芸術文化勲章シュバリエの実物も飾られている。永井さんは「50年間ひたむきに描いてきた。作品が見た人の心に少しでも触れればうれしい」と話した。

 一般1600円など。問い合わせはハローダイヤル、電話03(5777)8600。

会場に再現された仕事場の椅子に座る永井豪さん=東京都台東区