先発・ハメルズ早期降板もリリーフ陣が力投 カブス快勝

【レッズ2-8カブス】@リグリー・フィールド

ナ・リーグ中部地区首位のカージナルスを2ゲーム差で追うカブスは、先発のコール・ハメルズが5つの四球を与える大乱調で早期降板となったものの、5人のリリーバーが合計5回2/3を3安打無失点に抑える好投を披露。打線は初回に3点を先制したあと、6回裏に2点、8回裏に3点を追加し、レッズに8対2で快勝した。2イニングを無失点に抑える好リリーフを見せた3番手のアレック・ミルズがメジャー初勝利をマークし、カブスは首位カージナルスとの2ゲーム差をキープ。敗れたレッズは、先発のケビン・ゴースマンが2回3失点で今季9敗目(3勝)を喫し、リリーフ陣も試合の流れを変えられなかった。

ハビアー・バイエズ、アンソニー・リゾーと中心打者にアクシデントが相次いでいるカブスだが、3試合連続14得点以上の打線は今日も元気だった。初回にカイル・シュワーバーの37号3ランで先制すると、1点リードで迎えた6回裏にはジェイソン・ヘイワードのタイムリー二塁打とベン・ゾブリストのタイムリーで2点を追加。8回裏にもニコラス・カステヤーノスのタイムリー二塁打などで3点を追加し、終わってみれば10安打8得点で快勝を収めた。カブスの左打者が37本以上の本塁打を放つのは、1972年にビリー・ウィリアムスが37本塁打を放って以来47年ぶり。また、カステヤーノスは8回裏のタイムリーが今季55本目の二塁打となったが、右打者が55本以上の二塁打を放つのは、2002年にノマー・ガルシアパーラ(当時レッドソックス)が56本の二塁打を放って以来17年ぶりの快挙となった。

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