新天地での才能発揮に期待するSフィッツパトリック

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マイアミ・ドルフィンズのミンカ・フィッツパトリック【AP Photo/Lynne Sladky】

マイアミ・ドルフィンズのセーフティ(S)ミンカ・フィッツパトリックが2020年の4巡目指名権と2021年の7巡目指名権を携え、2020年の1巡目および5巡目、2021年の6巡目指名権と引き換えにピッツバーグ・スティーラーズにトレードに出された。『NFL Network(NFLネットワーク)』にイアン・ラポポートが情報筋の話を元にこれを伝えている。

この取引が行われる3日前には、ドルフィンズがフィッツパトリックとそのエージェントであるジョエル・シーガルにトレードを模索する許可を出していた。フィッツパトリックはドルフィンズが将来に向けた再建に取り組む中で最近ヒューストン・テキサンズにトレードに出していた(LT)ラレミー・タンシルとワイドレシーバー(WR)ケニー・スティルスに続き、マイアミの地を離れることになる。

このトレードによって、ドルフィンズは今後2年のNFLドラフトにおいて、5つの1巡目指名権を獲得している。2つはチームが持っていたもので、2つはタンシルおよびスティルスのトレードでテキサンズから得たもの、そして、今回スティーラーズから譲渡されたものだ。

過去数カ月にわたって、フィッツパトリックとチームの関係が悪化している兆候はあった。ミニキャンプが行われていた8月中旬にはフィッツパトリックとその母が公に起用法についてコメントしている。

母が『Twitter(ツイッター)』を通じてフィッツパトリックは他の選手のスキルセットに合わせる形で起用されていると述べたことについて、本人は次のように話した。

「母は間違っていない。コーチは俺に、今正しいことをするよう言った。俺は彼らがやるように言うことをしなければならなかった。将来に話し合いをしなければならないとしたら、こういう議論をするだろう」

大学時代に見せてきた選手としての多様性がフィッツパトリックをドラフト上位指名候補にした一方、本人はキャンプ中に、自分の才能に最適な状況でプレーしているようには感じていないと話していた。そして、ヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスと守備コーディネーター(DC)パトリック・グラハムは、ゲームプラン変更に関心がない様子だったのだ。

シーズン開幕戦のボルティモア・レイブンズ戦では、フィッツパトリックはさまざまな役割を担っていた。

今、強力なディフェンスで知られるチームに赴くフィッツパトリックが秀でた力を発揮することに疑いはないだろう。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、フィッツパトリックは昨年にタックル80回以上、2回以上のインターセプトを記録した7人のルーキーのうちの一人だったという。2019年最初の2戦で、フィッツパトリックはタックル11回とフォースドファンブル1回をマークしていた。

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