今、スタバファンが一番欲しい”スターバックス×コクヨ”コラボのキャンパスノートとは

気軽におしゃれな空間で美味しいコーヒーが楽しめるスターバックスは、世界中の学生から高齢者まで幅広い世代の人に支持され、愛されているコーヒーショップです。

都内であれば街中に必ずあり、何気なく利用しているスターバックスですが、実は「リサイクル」や「エシカル」を重要視した様々な取り組みを行っていることをご存知でしょうか。

今回は、地球環境や生産地の人々に配慮した活動を積極的に行うスターバックスの取り組みについてご紹介していきます。

 

■可愛い&サステナブル!スターバックスとコクヨがコラボ”リサイクルノート”

可愛い&サステナブル!スターバックスとコクヨがコラボ”リサイクルノート”

photo by Starbucks

スターバックスでは循環型社会への貢献を目指した取り組みのひとつとして、ミルクパックのリサイクル活動を2010年から続けています。

全国の店舗では使用後のミルクパックひとつひとつをスタッフが毎日丁寧に洗浄し乾燥、そして回収しやすい形に折り畳んでまとめるという、手間のかかる作業が行われています。

全国約1450店舗あわせて年間約1,000トンにものぼる使用済みのミルクパックは、店舗で使用するペーパーナプキンやお手拭きなどにリサイクルされています。

 

また、文房具・オフィス家具・事務機器等を製造販売する「コクヨ」は、スターバックスのこの取り組みに賛同しています。

そこでミルクパックを主原材料とした再生紙を開発し、それを表紙と裏表紙に使用した「スターバックスキャンパスリングノート」を誕生させました。

コクヨの品質基準をクリアするためにいくつもの高いハードルを乗り越え、2年半という長い時間をかけて完成に至ったスターバックスとコクヨのコラボ商品”リサイクルノート”。「このノートを多くの人に届けたい」というスターバックス・コクヨ両作り手の想いが込められています。

 

・環境を考えるきっかけに…コクヨとコラボした「スターバックスキャンパスリングノート」

環境を考えるきっかけに…コクヨとコラボした「スターバックスキャンパスリングノート」

表紙のイラストは「サスティナブルな社会への想い」が込められており、ミルクパックをリサイクルしノートに生まれ変わるプロセスが表現されています。

そして表紙の内側には商品に込めたメッセージが次のように添えられています。

 

”限りある地球の資源を最後まで大切に使いたい。

そんな想いから、スターバックスの店舗からミルクパックを集めて

毎日使えるノートをつくりました。

これはグリーンな未来につながる1冊です。”

 

デザインだけでなく仕様にもこだわりが見られるノートとなっており、アイデアや企画書の構成などをまとめるのに適した方眼罫を採用、図や表も書きやすくなっています。

また中紙には切り取りミシン目が入っているため、必要に応じてきれいに切り取ることもできます。

ノートのサイズは持ち運びしやすいA5サイズで、カラーはホワイト、ブルーグレー、ピンク、カーキ、グレーの5色が用意されています。

2019年8月30日(金)から全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)、およびスターバックスオンラインストアで販売しており、ホワイトのみは継続販売となりますが、他の4色はなくなり次第終了となります。

 

スターバックスとコクヨのコラボレーションで誕生した「スターバックスキャンパスリングノート」。このノートを使うことにより環境について考えてもらえるきっかけになってほしい、そしてこういった取り組みが社会に広がってほしいという想いが込められています。

 

■スタバの取り組み他にも様々!「エシカルなコーヒーを考える日」とは

スタバの取り組み他にも様々!「エシカルなコーヒーを考える日」とは

スターバックスでは国際環境NGOコンサベーション・インターナショナルの協力により、長期的に高品質なコーヒー豆の生産を実現するための持続可能な調達モデル「C.A.F.E.プラクティス」を2004年から導入しています。

10年以上取り組んできた2015年には、スターバックスが買い付ける全てのコーヒー豆の99%が「C.A.F.E.プラクティス」やフェアトレード、その他の認証プログラムの基準を満たし、エシカルな調達を実現するに至りました。

 

「C.A.F.E.プラクティス」のガイドライン

 

品質基準:コーヒー豆の品質がスターバックスの基準を満たしていること

経済的な透明性:適正な価格が生産者に支払われていることを証明できること

社会的責任:生産者の労働環境を守り、生活向上に貢献すること

環境面でのリーダーシップ:生産地の環境への影響を抑えること

 

「C.A.F.E.プラクティス」には、25ヶ国30万人以上のコーヒー生産者が参加しており、17万ヘクタールを超える土地で労働条件の改善と持続可能な栽培方法に取り組んでいます。

 

このほかにもスターバックスでは持続的なコーヒーの栽培を実践的に研究するための農園の購入や、高品質なコーヒー栽培をサスティナブルにするための生産地への投資なども行っています。

 

・スターバックスが制定、毎月20日は「エシカルなコーヒーの日」

スターバックスでは毎月20日を「Ethically Connecting Day~エシカルなコーヒーの日」とし、「C.A.F.E.プラクティス」の認定を受けたコーヒー豆をドリップコーヒーとして、国際フェアトレード認証のコーヒー豆「フェアトレードイタリアンロースト」をアイスコーヒーとして楽しめるようになっています。

また一部店舗ではコーヒーの栽培や生産地での取り組みについて、「コーヒーを知ろう」「C.A.F.E.プラクティス」「フェアトレード」「気候変動とコミュニティ支援」を、クイズを通して知ることができる「エシカルパーティー」も開催しています。

生産地とのつながりを知り、そのプロセスを考える機会になることを目指した取り組みです。

 

私たちの身近にあって、誰もが利用しやすいスターバックス。

提供する商品の味や品質はもちろんですが、ミルクパックのリサイクルやエシカルな調達など様々な努力や取り組みが行われています。

生産地がある途上国や地球環境保護に配慮することで、「サスティナブルな商品」の提供が実現できるという、とても重要な流れを作り出している取り組みといえます。

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