銚子電鉄が『音』を販売 電車音や踏切音などの『着銚電音』を配信開始

画像:銚子電鉄

「売るものが無くなってきたので、音売ります。」

体を張った経営戦略で知られる銚子電鉄ですが、このたびヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスと連携し、同社の音楽配信サービスを通じて銚子電鉄の電車、踏切などの「音」を着信音として配信開始しました。

配信先は『mysound』『着メロ取り放題for au』『着メロ取り放題 for App Pass』。それぞれ利用料金が異なります。

試しに『mysound』で「銚子電鉄」と検索すると……

アーティスト名検索結果に出てくる『銚子電鉄』のインパクトたるや

出てきましたね。楽曲名検索結果には「ドア開閉音」「車内放送」「警笛(タイフォン)」「踏切音」などがずら~っと並んでいます。『着銚電音』は合計24種、お値段は全て108円でした。ちなみに検索結果を最後まで見ると2017年に公開された映画「トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡」の主題歌も配信されていましたが、今回の件とは特に関係ありません。

各楽曲(楽曲?)のページでは収録されている『音』の視聴も出来るようになっています。

全曲(?)視聴可能

銚子電鉄によれば現在販売されているのはすべて新たに収録された音源とのこと。かつては都心でも走っていた元京王電鉄2000形のドア開閉音や警笛が当時のままの仕様で聞けるのは意外なサプライズですね。

なお、着信音をダウンロードするとプレゼントがもらえるキャンペーンも合わせて実施中とのこと。銚子電鉄で実際に使用されていたレールを10mmに切り出した「カットレール」を抽選で5名にプレゼント。締め切りは銚子電鉄HPのバナーを見るに9月26日(木)までのようです。

鉄道チャンネル編集部

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