ローマ法王がHigher Committee of Human Fraternityの歴史的会合を主催

ローマ法王がHigher Committee of Human Fraternityの歴史的会合を主催

AsiaNet 80550(1747)

【ドバイ(アラブ首長国連邦)2019年9月16日PR Newswire=共同通信JBN】
*委員会は組織構造を設定し、独立した権能を構築へ

Higher Committee of Human Fraternity(人類の友愛高級委員会)の初会合がこのほど、ローマカトリック教会の本拠であるバチカンでローマ法王フランシスコの主催により開催された。委員会の初招集により、新たに設立された独立機関のすべてのメンバーが一堂に会し、結束と平和共存という共通のビジョンに活気づいた。

▽法王がHigher Committee of Human Fraternityの歴史的会合を主催
8月に初めて設立が発表されたHigher Committee of Human Fraternityは世界中の宗教、教育、文化の指導者で構成されている。いずれも、今年2月に法王がアラブ首長国連邦(UAE)を訪問した際にUAEの首都アブダビでフランシスコ法王とアルアズハルのグランドイマーム、シェイク・アハメド・エルタエブ師により署名されたDocument on Human Fraternity for World Peace and Living Together(世界平和と共生のための人類の友愛に関する文書)に触発された指導者たちである。

バチカン市のカザ・サンタマルタ(聖マルタ館)で開催された会合は、新機関の組織構造と任務の確立に焦点を当て、人類の友愛に関する文書に要約されている平和共存の目標を進展させる任務を持つ諮問委員会としての独立性を確認することに重点を置いた。

法王は委員会のメンバーや委員会事務局幹部らに挨拶し、人類の友愛に関する文書のコピーを提示した。次いで法王は、謝意を表明し、このグループを「友愛の職人」と称賛するとともに、「両手を差し伸べるだけでなく、心を開く」新しいポリシーの原点となるよう励ました。委員会は、法王庁の国務長官代理のエドガル・ペニャ・パラ大司教と面会した後、カザ・サンタマルタに戻り、その職務を開始した。

会合で、委員会は委員長にカトリック中央協議会(MCCJ)のミゲルアンヘル・アジュソ・ギクソト司教、事務局長にモハメド・マフムド・アブデル・サラム氏、事務局メンバーにヤニス・ラージ・ガイド、ヤセル・ハレブ、スルタン・アレルメイティの各氏を指名した。委員会はまた、委員会の活動を規定する規則についても作業した。

委員会は、フランシスコ法王による歓待に感謝し、アルアズハルのグランドイマーム、シェイク・アハメド・エルタエブ師の励ましの言葉に謝意を表明した。また、アブダビのモハメド・ビン・ザイド・ナハヤン皇太子の支援にも感謝が表明された。

最後に、委員会は次回会合を2019年9月20日にニューヨークで開くことを決め、この人類の友愛のためのイニシアチブを大規模に祝うために再び一堂に会する予定である。

Higher Committee for Human Fraternityの詳細は、www.forhumanfraternity.org を参照。

Photo: https://mma.prnewswire.com/media/996005/Higher_Committee.jpg

▽問い合わせ先
Dana Hussein
press@forhumanfraternity.org
+971-50-853-1916

ソース:The Higher Committee for Human Fraternity