ロイヤルズ逆転勝利 ソレアーがリーグ最多タイ45号

【ロイヤルズ6-5アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ロイヤルズは、1点ビハインドで迎えた9回表にアスレチックスのクローザー、リアム・ヘンドリックスからブレット・フィリップスの2号ソロとアダルベルト・モンデシーのタイムリー二塁打で2点を奪い、逆転に成功。その裏のアスレチックスの攻撃をクローザーのイアン・ケネディが無失点に抑え、6対5で逆転勝利を収めた。ロイヤルズ5番手のケビン・マカーシーが今季4勝目(2敗)、6番手のケネディは今季30セーブ目をマーク。一方のアスレチックスは、ヘンドリックスがセーブ失敗で今季3敗目(4勝)を喫し、首位に立つワイルドカード争いでは2位レイズとの差が1ゲーム、3位インディアンスとの差が2.5ゲームに縮まった。

1回表にモンデシーのタイムリー三塁打で先制したロイヤルズは、直後の1回裏にマット・オルソンの2点タイムリー二塁打で逆転され、2回裏にはマーカス・セミエンの31号2ランでリードを広げられたが、4回表にホルヘ・ソレアーがマイク・トラウト(エンゼルス)と並んでリーグ最多タイとなる45号ソロを放って2点差。5回表にはアレックス・ゴードンがライトへの2点タイムリーを放ち、4対4の同点に追い付いた。その後、8回裏にクリス・デービスのタイムリーで1点を勝ち越されたものの、9回表にフィリップスが同点の2号ソロを放ち、さらにモンデシーが決勝のタイムリー二塁打。なお、リーグ最多タイの45号アーチを放ったソレアーは、1998年のホゼ・カンセコ(46本塁打)、1999年と2001年のラファエル・パルメイロ(47本塁打)を上回り、キューバ出身選手によるシーズン最多本塁打記録を更新する可能性が出てきた。残り11試合、ソレアーのバットには大きな注目が集まりそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.