骨格レプリカお目見え ながさき恐竜ミュージアム開催 23日まで

展示されているアロサウルスの骨格レプリカ=JR長崎駅かもめ広場

 長崎市尾上町のJR長崎駅かもめ広場で18日から23日まで、恐竜の大型骨格レプリカなどを展示するイベント「2019ながさき恐竜ミュージアム」が開かれる。17日には一足早く骨格レプリカが姿を現し、乗降客らの目を引いている。
 アミュプラザ長崎の開業19周年(9月21日)に合わせ、運営するJR長崎シティが主催。2021年、同市野母町に市が「長崎恐竜博物館」(仮称)を開館するのに向け、地域を盛り上げようと企画した。
 広場には、市教委から借り受けた全長約8メートルのアロサウルスや約5メートルのカンプトサウルスのレプリカを設置。市内で発掘されたハドロサウルスの大腿(たい)骨やティラノサウルスの歯の化石のレプリカも展示しており、恐竜関連のグッズや書籍なども販売する。
 17日の前日イベントでは同社の溝田敏夫常務が「イベントを通じて恐竜博物館のPRができ、来場者に夢や誇りを感じてもらえればうれしい」とあいさつ。野母町の認定こども園「かがやき」の園児15人がレプリカに最後の“骨”を取り付け「かっこいい」「大きい」と喜んでいた。
 市は同日、同イベントを「長崎創生プロジェクト事業」に認定。田上富久市長が溝田常務に認定書を手渡した。

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