【ラグビーワールドカップ2019 応援連載『SCRUM』#15】ラグビーワールドカップ 応援団長・舘ひろし

【ラグビーワールドカップ2019 応援連載『SCRUM』#15】ラグビーワールドカップ 応援団長・舘ひろし

ワールドカップに向けてラグビーの魅力を伝える当連載。今回は、ラグビー好きが高じて2大会連続の応援団長を務めるベテラン俳優に、ラグビーとの出合いや競技の魅力をうかがいました!

2号連続で登場。教えてくれたのは ラグビーワールドカップ 応援団長・舘ひろしさん。

Q:舘さんがラグビーに魅了されたきっかけは?

── ラグビーとの出合いを教えてください。

「高校に入学して何かスポーツをやろうと思ってグラウンドに出たら、先輩に『お前、明日からラグビーやれ』って言われたんですよ。本当は体操部に入ろうかと思ってたんだけど、その一言で『やります』って。面白そうだったし、フォワードの人がヘッドギアをかぶっているのがかっこよくて憧れたんだけど、結局バックスになって、かぶるチャンスはなかったね(笑)。でも試合はあの緊張感の中で、チームでプレーをするっていうのがすごく楽しかった」

── 大好きと公言されているオールブラックスとの出合いは?

「体育の教科書です。当時は『ハカ』ではなくて『ウォークライ』と書いてあったんだけど、みんなでジャンプしている写真が載っていてね。印象的だったのは黒のユニフォーム。1960年代にはスポーツというと白のイメージでしたし、ましてや黒を着るっていう発想がなかったから、『集団でそろうと黒ってすごくかっこいいんだな』って感動して、大好きになりました」

── 今大会の応援団長としてニュージーランドに行かれ、オールブラックスの取材もされていました。

「ラグビー界のスーパースターでもあるボーデン・バレット選手と対談をしたんですけど、すごく紳士。ラグビーをやる人は紳士が多いなとあらためて思いましたね。相手のことを必ずおもんぱかるという」

── ほかのスポーツよりも「仲間を大切にする」という話をよく聞く気がします。

「そこがラグビーは紳士のスポーツと言われるゆえん。自分が犠牲になってもボールを生かしていくという自己犠牲の上に成り立っているスポーツなんだよね。紳士の定義を問われたら、僕は『自己犠牲』だと思うんです。そこはラグビーとつながるところかなと思うし、優しくなきゃラグビーをやる資格はないと僕は思うんです。激しくぶつかっても、相手に対する優しさがないといけない。他人の痛みが分かる人たちだと思いますね」

── いよいよ大会が始まりますが、上田晋也さんや櫻井翔さん、小島瑠璃子さんの印象は?

「上田くんはMCがすごくうまいので、たいていのことは任せておけば安心だし、櫻井くんも小島さんもすごく勉強しているなと思いますね。僕はどうしてもバラエティー番組はいまいちうまくできないので、慣れていらっしゃる3人がいることは、すごく心強いですね」

【プロフィール】


舘ひろし Hiroshi Tachi
1950年3月31日、愛知県生まれ。やぎ座。A型。ドラマ「西部警察」(テレビ朝日系)をはじめ、「あぶない刑事」(日本テレビ系)、「功名が辻」(NHK)、「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(TBS系)など出演作多数。「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」では応援団長を務める。

【放送情報】


<ラグビーワールドカップ2019日本大会 日本代表戦放送スケジュール>

◆開幕戦「日本×ロシア」
日本テレビ系 9月20日 午後7:30~9:39 ※延長の場合あり

◆「日本×アイルランド」
NHK総合 9月28日 午後3:40~6:43
※NHK BS4Kは午後3:40~6:43、NHK BS8Kでは午後4:00~6:00

◆「日本×サモア」
日本テレビ系 10月5日 午後7:15~9:24 ※延長の場合あり

◆「日本×スコットランド」
日本テレビ系 10月13日 午後7:30~9:54 ※延長の場合あり

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取材・文/四戸咲子 撮影/中越春樹

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