ワイドテック、エージェントレスに対応したITインフラ運用自動化製品最新版

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ワイドテック(李光一郎代表取締役)は9月11日、ITインフラ運用自動化ソリューションの最新バージョン「POLESTAR Automation V3」の提供を開始した。3年ぶりの全面改良で、ユーザーから多く寄せられた要望に対応した。

新しくなった「POLESTAR Automation」のダッシュボード

POLESTAR AutomationはITインフラの運用管理製品として、構成情報を自動収集する構成管理機能のほか、システムや脆弱性の点検管理、ファイルの配布、OSやファームウェアのアップデート機能などを備える。500種以上のジョブテンプレートを標準提供し、導入から短期間での運用開始をサポートする。

最新版では、サーバーのエージェントレス管理に対応。プロダクト事業部の藤川泰洋セールスマネージャーによると「特に要望が多かった」といい、従来のエージェント方式と併せて利用可能になった。また、外部システムと連携するためのREST APIを搭載。OSSの運用モニタリング製品「Zabbix」との連携も可能になり、Zabbixで検知したアラートの障害回復処理をPOLESTAR Automation側で自動で対応できるようになる。さらに、ネットワーク機器管理機能の充実化を図ったほか、管理画面のGUIを一新し、HTML5に対応した。

POLESTAR Automationは、韓国NKIA(エヌキア)が開発する製品で、ワイドテックは2016年10月から代理店として国内向けに製品を販売し、大手キャリアを中心に導入を拡大してきた。藤川セールスマネージャーは、「ようやくお客様のニーズを形にできたのがここ1年。V3のリリースが一つの起爆剤になるのではないか」と話す。「構成管理はルーチン作業で後回しになりがちだが、そこを自動化することで、より戦略的なことにリソースをシフトできる」と説明する。

大手製品と比べると「価格が安い」ことが強みだと藤川セールスマネージャーは話し、パートナーにとっては、「追加で構成管理とか点検ジョブのシステムを提案するときに、既存のツールだと価格がネックになるという場合には、部分的な提案の一つの材料になるのでは」と説明。また、OSSの管理製品と比べると「GUIがあるので、深く理解していない方でも、すぐに始めることができる」とアピールする。(前田幸慧)