「未来に経験・教訓をつなぐつどい」を開催

兵庫県佐用町 広報さよう令和元年9月号

©株式会社VOTE FOR

◆災害に備え助け合い支え合う大切さを学ぶ
「あの日を忘れない~平成21年8月9日から10年、未来に経験・教訓をつなぐつどい~」を8月9日にさよう文化情報センターで開催し、350人が参加しました。
災害の犠牲となった人々への黙祷で始まり、南光小学校教諭のY.Iさんによる発表「防災学習の取組について~南光小学校5年生のあゆみ~」と、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科長の室崎益輝さんによる講演「あの日を忘れない~未来に経験・教訓をつなぐ~」が行われました。
災害から10年が経ち、町内のほとんどの小学生が災害のことを知らない状況になりつつある中、Iさんが担任を務めた南光小学校の現6年生は防災学習を行いました。
児童たちは、学習を通して10年前の災害の状況を学んでいく中で、災害の怖さを知りました。
そして、災害を安易に考えてはらならいこと、いつどこで起こるかわからない災害に危機感を持って備えること、人と人との支え合い、助け合いが大切なことに気付きました。
Iさんは、「今後小学校では災害時には生まれていなかった子どもたちばかりになる。だからこそ、防災学習で学ぶことが重要になる」と話しました。
(※室崎益輝さんの「崎」の正式表記はたつさきです)

◆究極の恩返しはすばらしいまちによみがえること
室崎さんは、4つの忘れてはならないこととして、
(1)亡くなられた人のこと
(2)多くの人から支援を受けた恩
(3)災害から学んだ教訓
(4)災害後のまちづくりとして、未来にきらめく社会をつくる
決意表明をしたことを挙げ、「受けた支援に対する究極の恩返しは、すばらしいまちによみがえること。佐用町が災害から学んだ教訓を、全国に発信し続けることが恩返しにつながる。次の10年に向けて、今日を機会として再スタートしてほしい」と話しました。