津軽三味線の史佳 Fumiyoshiがカーネギー公演

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カーネギーホールの前に立つ史佳Fumiyoshi(13日、写真・三浦良一)

津軽三味線の神様と称された巨匠、初代高橋竹山。彼が1986年9月11日、ニューヨークのジャパン・ソサエティーで行ったコンサートは大絶賛を浴び、ニューヨークタイムズ紙に写真と見出しが大きく踊った。あれから33年―。

 初代高橋竹山流の魂を引き継ぐ、三味線プレイヤーの史佳Fumiyoshiが、音楽の殿堂、カーネギーホールでの単独公演に10月5日(土)に挑戦する。

 竹山流の伝統はもちろん、史佳Fumiyoshiの瞬間芸術と言われる三味線パフォーマンスを存分に体験できるチャンス。そのパフォーマンスは、聴衆をトランス状態まで高め、酔わせる三味線芸術とされる。

 今回、世界初演される曲「タイトロープTightrope」は、彼がニューヨークを大いに意識した作品。その名の通り、ピンと張りつめた三味線糸が、聴衆の琴線に触れることは間違いない。三味線に加えて、ウッドベース、ピアノ、バイオリン、カホン、レクなどさまざまな楽器との共演も魅力。ニューヨークで三味線の新境地を切り開こうとする究極の三味線芸術。時の流れを超え、史佳の眼前に未知の世界の地平が広がる。

■カーネギーホール(ザンケルホール)公演=10月5日(土)午後7時30分開演。(57丁目7番街)。入場料25ドル~30ドル。購入は劇場窓口または電話212・247・7800、カーネギーホールのウェブサイトwww.carnegiehall.org