葉脈一本一本まで正確かつ芸術的に描く「ボタニカルアート」展

©株式会社京都新聞社

ボタニカルアートなど公募作品約90点が並ぶ会場(京都市左京区・府立植物園)

 植物を正確かつ芸術的に描いた「ボタニカルアート」の企画展が、京都市左京区の府立植物園で開かれている。同園の風景などをテーマにした一般絵画と併せて、公募作約90点が飾られている。

 ボタニカルアートは、植物の標本画として描かれたのが始まりとされる。植物の姿を実物大に描く一方で、植木鉢や花瓶などの人工物や背景は描かないなどの決まりがある。

 作品は4~6月に同園が募り、全国から集まった。葉脈の一本一本から、花びらの色が複雑に混じり合う様子までを緻密に再現したツバキや、熟れて黄色くなった実が割れて中の種が見えるゴーヤーなどを、色鉛筆や水彩絵の具を用いて芸術的に仕上げている。

 大阪府豊中市から訪れた夫婦は「色や形などが細かいところまできっちり観察されていて、作品に立体感がある」と話していた。22日まで。入園料が必要。