【チャンピオンズリーグ】ハーランド、ルーニー、ファン・バステン… CLデビュー戦でハットを達成したヒーローたち

レッドブル・ザルツブルクのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、UEFAチャンピオンズリーグデビュー戦でハットトリックを達成した。チャンピオンズリーグ史上8人目の偉業を機に、過去に如何なる選手がデビュー戦を彩ったか振り返る。

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ヤシン・ブラヒミ(ポルト)vs BATE 2014年9月
トリッキーな動きで相手を翻弄していたブラヒミは、5年前に衝撃的なチャンピオンズリーグデビューを果たした。相手GKのミスを突き1点目を奪うと独力で追加点を決め、さらにピンポイントのFKで3点目を獲得している。

グラフィッチ(ヴォルフスブルク)vs CSKAモスクワ 2009年9月
ブラジル人ストライカーがCLの歴史に名を刻んだのは2009年9月のCSKAモスクワ戦。カウンターとPKで瞬く間にゴールを積み重ねると、マルセル・シェーファーの鋭いクロスにうまく合わせ、同試合の勝利に貢献した。

ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)vs フェネルバフチェ 2004年9月
2004EUROが印象的だった同年に、移籍金2400万ポンドでユナイテッドに加入したのが、当時まだ19歳のルーニーだった。ルート・ファン・ニステルローイのスルーパスに抜け出し得点を決めると、10代とは思えないセンス溢れるミドルシュートをゴール左隅に沈め2点目。最後は直接FKでネットを揺らし、ユナイテッドのレジェンドへの最初の一歩を踏み出した。

ヴィンチェンツォ・イアクインタ(ウディネーゼ)vs パナシナイコス 2005年9月
ウディネーゼがCL初参戦となった2005年に輝きを放ったのがイアクインタだった。パナシナイコス相手に攻め立てると、アントニオ・ディ・ナターレとの強力なタッグを形成。チームを勝利に導くハットトリックを成し遂げた。

マルコ・ファン・バステン(ACミラン)vs イェーテボリ 1992年11月
前身からチャンピオンズリーグに名称を変更した区切りの年で、今でも語り継がれるゴールを記録したファン・バステン。ドッピエッタを達成した後、ペナルティエリアの端から華麗なオーバヘッドでネットを揺らしてハットトリックを樹立。さらに2分後にはGKを優雅に交わして4点目を叩き出し、自身の名をヨーロッパ中に轟かせた。

ヤクブ・アイェグベニ(マッカビ・ハイファ)vs オリンピアコス 2002年9月
2002年はわずか19試合の出場に留まったヤクブだが、CLデビュー戦で爪痕を残した。グループ開幕節で敗れたため、勝利が欲しかったマッカビ・ハイファは、まだ19歳だったヤクブを先発起用。すると前半に先制弾を挙げ、DFのプレスをモノともしないフィジカルとスピードで3得点を奪取。才能を開花させた印象的なデビューとなった。

ティーノ・アスプリージャ(ニューカッスル・ユナイテッド)vs バルセロナ 1997年9月
1990年代にも衝撃デビューを飾った選手が点在する。明るいキャラクターで人気を博したアスプリージャは、3-2で勝利した全ゴールを叩き出す。PKで最初のゴールを決めた後、高い身体能力を生かしたヘディング弾2発で、マグパイズ勝利の立役者となった。

CLデビュー戦でハットを達成した選手を振り返る

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