長友、年増さん優勝 県高校英語スピーチ大会

豊かな表現力でスピーチする高校生=19日午前、宮崎市・県立図書館

 第63回県高校英語スピーチコンテスト(県高校教育研究会英語部会主催)は19日、宮崎市の県立図書館であった。県内35校から暗唱の部43人、弁論の部38人が出場し日頃の練習の成果を披露した。
 暗唱の部は3分間で著名人の演説の一節などを披露し、弁論は5分半で自身の体験や思いを発表した。県内の外国語指導助手(ALT)ら9人が審査委員を務めた。
 優勝は暗唱が都城東1年の長友侑和さん(16)、弁論は宮崎西2年の年増ルデヤさん(17)が選ばれた。
 長友さんは、2014年にノーベル平和賞を受賞した、マララ・ユスフザイさんのスピーチの一節を披露。「感情を交えながら表現することが難しかった。今後も英語力を磨いていきたい」と話していた。
 弁論の部は11月2日に福岡県で九州大会があり、上位2人が出場する。ほかの入賞者は次の通り。(敬称略)

 【暗唱の部】(2)西園陽樹(都城泉ケ丘1年)(3)渡邊亜弥(宮崎学園2年)(4)落合乃彩(宮崎日大2年)(5)石川由貴(都城商業3年)(6)日高七海(宮崎学園1年)
 【弁論の部】(2)原田真彩(宮崎南2年)(3)日高菜穂(宮崎日大2年)(4)川野涼花(宮崎大宮2年)(5)北郷里奈(都城泉ケ丘2年)(6)宮原凜(同1年)(松崎千穂)

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