【高校野球 秋季神奈川県大会】関東へ8強激突 準々決勝展望(相洋✕横浜商大 東海大相模✕湘南工大付) 

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(左から)相洋・鈴木、横浜商大・黒田、東海大相模・西川、湘南工大付・棟方

 高校野球の秋季県大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は21、22の両日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準々決勝を行う。今夏の全国選手権出場の東海大相模や2年連続で春の甲子園を狙う横浜が勝ち上がったほか、55年ぶりの8強進出を決めた三浦学苑や湘南工大付、立花学園もベスト4入りに燃えている。

 上位2校に与えられる関東大会(10月19日から群馬県)の出場権を懸けた争いは佳境を迎える。来春の選抜大会出場への参考資料となる関東大会の切符をつかむのは-。

◆相洋・鈴木 長打もある1番

 横浜商大・黒田 粘り強いエース

 今夏8強の相洋は2007年、横浜商大は16年以来の秋4強入りを目指す。両チームともに1試合平均9点台の破壊力ある打線で勝ち上がった。

 相洋のリードオフマン鈴木は4回戦の橘学苑戦で先頭打者アーチを放った長打力に加え、出塁率も高い。今夏の経験がある加藤や今秋2アーチの国井ら中軸も強力。投げては今夏の躍進を支えたエース右腕本田や石井、吉川が控えている。

 横浜商大は全6試合で2桁安打をマーク。4回戦は3番武藤が3安打、4番伊藤が4安打2打点と活発だった。バントと足を絡めた攻撃を展開し、切れ目のない打線をつくり上げた。主戦の右腕黒田は直球を軸とした粘り強い投球が光る。

◆東海大相模・西川 存在感示す2発

 湘南工大付・棟方 先発も救援でも

 3季連続で頂点を狙う東海大相模が投打に充実している。昨秋ベスト8の湘南工大付は1試合平均10.3得点の強力打線を誇り、乗っている。

 東海大相模は今夏を制した原動力の鵜沼、山村、西川が健在。18歳以下の日本代表に選ばれた鵜沼の調子が気掛かりだが、西川が2本塁打と存在感を示す。投げては甲子園で活躍した1年生左腕石田が安定し、左腕諸隈も変化球の精度が高い。

 湘南工大付は4回戦の横浜商戦で大地が3安打2得点。長打力もあるリードオフマンが打線を引っ張る。中村、福嶋、小林の中軸もパンチ力を備える。エース左腕棟方は地区予選から全6試合に登板。先発でも救援でも力を発揮する。