お寺でプロレス「合掌エンターテイメント」 京都・正暦寺

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リングを設ける本堂前で、開催の打ち合わせをする玉川住職(右)と嵐さん=京都府綾部市寺町・正暦寺

 お寺とプロレスと音楽を掛け合わせたユニークなイベント「合掌エンターテイメント」を京都府綾部市寺町の古刹・正暦寺が23日の「萩まつり」に合わせて開く。玉川弘信住職(48)は「エンタメの力で寺を身近で楽しい場と感じてもらえれば」と話す。

 正暦寺は「地域に開かれた寺」として、夏祭りや食事会などのイベントをこれまで開いている。プロレスファンの玉川住職が、働きながら西日本各地で週末に試合をしている社会人レスラー嵐弾次郎さん(32)=綾部市=に「寺でプロレスができないか」と提案。音楽ライブも加えたユニークなイベントにすることにした。

 「萩まつり」は午前10時~午後3時。プロレスは本堂前にリングを特設し、西日本各地から集まった社会人レスラー13人が4試合を午後1時半から行う。嵐さんや地元レスラー「グンゼット1号」など個性的なレスラーが参戦。プロレスになじみのない子どもにも楽しめる試合を繰り広げる。

 音楽ライブは午前10時から、綾部市のご当地アイドル「cocon」など4グループが出演する。萩まつり恒例のお茶席や短歌作品展、手作り小物の販売を行うほか、市内の飲食店3店が屋台を出す。

 玉川住職は「寺は昔は盆踊りや井戸端会議といった生活の場でもあった。寺を日常的に足を運んでもらえる場にしたい」と話している。嵐さんも「境内に笑い声があふれるイベントにしたい」と意気込んでいる。

 小学生対象の「ちびっこプロレス教室」も正午から行い、受け付けは午前中。